数日前は4月並みの暖かさだったのに、昨日から一転、雪の舞うような寒さが戻ってきました。学内は在校生の人気も少なく、割合ひっそりしています。それでもあちらこちらで活動する在校生を目にします。入試課の窓からよく見える12号館下のピロティでは、早くも新入生歓迎祭の練習でしょうか、ダンスの練習が続けられています。ダンスの練習は20号館のピロティ下などでも見かけることができました。寒いのに楽しそうです。若い。
この時期、学内で在校生の姿を見かけないと思ったら、学外で在校生の展覧会やらコンサートが結構たくさん企画されています。きっとそっちに行ってるんだな。今日は音楽系のイベントで、ドレミの広場の柱にあったコンサート情報をちょっとご紹介します。
●第17回 ダンツァサクソフォンアンサンブル演奏会 2月27日(金) 阿倍野区民センター・小ホール 17:30開場 18:00開演 入場無料
●VERSO Clarinet Ensemble 19th Concert 2月28日(土) 南港サンセットホール(ATC・ITM棟10階) 14:30開場 15:00開演 入場無料
●フルート・オーボエ・ファゴット専攻生によるコンサート 3月3日(火)) 阿倍野区民センター・小ホール 12:30開場 13:00開演 入場無料
全てに足を運べそうにありませんが、ポスターやDMで知ると皆さん頑張っているんだなと元気をもらえます。サントリーミュージアムでは、卒業制作展(学外展)の搬入も今日から始まったようです。コチラも是非どうぞ! ●2008年度卒業制作展(卒業制作選抜展) 2月20日〔金〕→2月26日〔木〕 11時→18時 入場無料 会場:サントリーミュージアム[天保山] (地下鉄中央線「大阪港」駅下車1番出口 徒歩5分)
今日はひっそりした学内に、ひっそりと展示されている作品をご紹介します。21号館3階の廊下に設置されている「iN.Gallery」では、『人は支えあって生きている』という作品が展示されています。
「iN.Gallery」はもともと大学院(彫刻専攻)の方の作品を展示するスペースとして作られたものだそうで、「大学院」の「院」から「iN」を名前にしたのだそうです。
今展示されているのは現在4年生の方の作品だそうで、卒業制作展では11号館の玄関先に展示してあった作品を制作した阿見さんのものだそうです。
円錐形に整形した木材に透明の樹脂でひとまわり大きい相似形を重ねた作品。これを樹脂の色を替えてグラデーションになるように展示しています。
タイトルの意味を自分なりに考えてみました。真正面からの写真ではわかりませんが、透明の樹脂の中にもうひとつ木材の円錐形の像が見えるのです。支えてくれる人はココにいたんですね。どんな人にも心の支えとなるような存在がある、それぞれが一人で生きているように見えても。そんなことを感じました。実際、阿見さんの意図は、そうなのかどうかわかりませんが・・・。
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