2008年5月27日

「温と色」展

52226日まで体育館ギャラリー2で行っていた「温と色」展に最終日の26日に行ってきました!!美術学科抽象コース4回生4人による展覧会です。
「温と色」展
会場に着くとノリノリな音楽が流れていました。癒し系の静かな音楽が流れている空間の展示は見たことがあったのですが、ノリノリの音楽が流れている空間での展示は初めてだったので、新鮮で面白かったです。その音楽が作品への想像をさらに膨らませてくれたと思います。
では、今回の主役たちの紹介をしていきます。

「温と色」展
●右2つの作品の作者、瀬戸美久萌(せとみくも)さん
彼女はアクリルガッシュの鮮やかな色を使って動物の絵を描いています。口を大きく開けているワニ、どっしりと構えているカエル・・・・彼女の作品はインパクトがあり、見ていると生命の力を感じます。

●残りの作品の作者、土谷菜緒(つちやなお)さん
彼女は油画で顔のない絵を描いています。笑っている、怒っている、悲しい、楽しい、などの感情の可能性を、彼女の作品を見ていると感じます。また、水彩で水を走らせた下地を描き、その上に顔を描いている作品も出しています。こちらは自由な水彩の動きが表情をつけてくれているので、そこが面白いと思いました。

「温と色」展
●左2つの作品の作者、豊田真実(とよたまみ)さん
彼女は油彩で風景画、想像の日常を描いています。色合いが暖色系と寒色系なので、両方見たときにそのときの気分で引き込まれる作品が変わりそうな気がしました。ちなみに私の今日の気分的には暖色系の作品に心奪われました。私が行った時に豊田さんがいらしたので、少しお話しました。彼女は個展を開くために現在作品制作を頑張っているそうです。

●右2つの作品の作者、奥川明都佐(おくがわあずさ)さん
彼女もギャラリーにいらしたので作品についてのお話を伺いました。右から2つ目の作品「自立」は親指が半分切れた状態の絵になっています。半分切れていることが親からの自立という意味が込められています。両方の作品の意味を聞いて作品に見入ってしまいました。そして、作品を見ながらいろいろと考えてしまいました。彼女は近々始まる教育実習に向けて今、準備を頑張っているそうです。

「温と色」展を見て、4人それぞれの色彩と形から生まれるさまざまな熱を感じることが出来たと思います。展示は終わってしまいましが、彼女たちの今後の活躍に期待したいですね。

投稿者: おりえ (芸術計画学科・3年)

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