2008年1月19日

ザ・入試対策(4)キャラクター造形学科

ザ・入試対策 今回は、キャラクター造形学科についてです。
一般入試は、専門試験と大学入試センター試験の成績で選考する「センター試験併用方式」と専門試験の成績のみで選考する「専門試験方式」があります。
「センター試験併用方式」を選択すると、自動的に「専門試験方式」でも選考され、個々に判定されます。
キャラクター造形学科の専門試験は、絵と文章による適性実技(200点満点)と文章のみによる小論文(200点満点)のいずれかで選考されます。(出願時に選択)
昨年度の適性実技では、「オリジナルキャラクターの全身像と所持するアイテムについて描き、それを面白いエピソードの入ったストーリーを書く」となっています。小論文では、「特別なアイテムを持ったオリジナルキャラクターを設定し、そのキャラクターの活躍を文章によって表現する。及び、指定された言葉から連想しひとつの物語をつくる」となっています。今回の入試課題がどのような内容になるのかは、試験当日にならないとわからないわけですが、どのような内容にでも対応できるように万全の対策をとってください。・・・・とは言うものの、何かポイントというか注意点をキャラクター造形学科の先生に聞いてきました。
絵であれ文章であれオリジナルキャラクターを表現するわけですから独自性を重視することは言うまでもありません。
最近はやりの「ゆるキャラ」「なごみキャラ」でもよいそうです。また、キャラクターの「絵」に対して物語性を持たせることも大切だそうです。
技術的なポイントとしては・・・・・・・・、
●絵の深みを表現する為に6B?HBなどの濃さの異なる鉛筆を駆使してみる。

●キャラクター表現の基礎となる人物デッサンは必須。
●薄手の用紙に描いた絵を裏から透かして見たり、鏡に写してみたりして、反転した構図で見ることによって、デッサンのズレやゆがみなどがチェックできるそうで、やったことがない方は是非試してみてくださいとのことでした。反転した絵を見て、何か違和感をもったら要注意。
●描くキャラクターの身体的特徴を揶揄するような表現は避ける。
ということでした。

それでは、入試本番まであとわずかですが、気を緩めずにがんばってください。
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