2007年10月24日

芸術作品の写真とはこういうものだ!

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 現在、写真学科教員及び副手の作品を展示する写真学科研究室展が行われています。

 挨拶文の中に、「私たちは日々、責任とやりがいを感じながら写真教育に携わる一方、嬉々として各自のテーマに従って作品を制作しています。」と言う文章があり、先生方の教育者たる思い入れと写真家としての熱意を感じました。作品は本当にすばらしい作品ばかりで、本当に良い展覧会で見た後に心地よさが残りました。

 永坂先生の「空海の歩いた道」というタイトルの作品がありましたが、その説明に「空海の事は文章ではたくさん残されているが、写真で残されていなかった。私がやるべきであると感じていた。撮影を思い立ち、始めてから10年以上の長い歳月がすぎてしまった日本国内と中国を含めて、何度もその地の撮影をするうちに、15万キロ踏破した。」と書かれていましたが先生の空海に対する熱い思いが作品からひしひしと伝わる気がしました。

 今写真は携帯電話のカメラで簡単に撮影できごく身近なものになって楽しさは誰でも感じていますが、芸術作品の写真とはこういうものだということを見せ付けられたような気がしました。 芸術ってすごく奥が深いですね。皆さんも芸術の秋にふさわしく、芸術を意識した写真を撮ってみてはどうでしょうか?

大阪芸術大学写真学科研究室展

期間: 1025日(木)まで

10:00→1730(最終日は1500まで)

場所: 芸術情報センター・展示ホール

 

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