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9月27日から建築学科棟(15号館)でSDレビュー展が開催されています。あまりにも身近に開催されているからといって、その価値を軽視してもらっては困ります。これはスゴイことです。 建築や空間設計に興味を持ったりそれを学んだりするなら一度は開いてみたことがあるであろう「SD」(鹿島出版会)という雑誌があります。このSDレビュー展の価値、詳しくは、http://www.kajima-publishing.co.jp/sd2007/index.htmlの「SDレビューとは」でご確認いただければよーくわかると思います。 毎年、この展覧会の大阪展は大阪芸術大学で行われることが恒例となっています。取材したのは2日目の様子です。建築学科の学生さんの来場が多いのはもちろんのこと、デザイン学科、環境デザインの方も多かったです。 自分の学んでいる専攻に関わらず一個人としてこの展覧会の一つ一つの作品と向き合う。そんな鑑賞の仕方がこの展覧会にはふさわしいのでは、と感じました。 前述の「SDレビューとは」のページにも「若手建築家の登竜門的色彩が濃いものと認知されている」ありますが、SDレビューの初期の頃は安藤忠雄氏も入選者だったそうです。大阪芸術大学で学ぶ設計者の卵たちの目にはこの展覧会がどのように映っているのでしょう。 設計者の卵といえば、「建築ジャーナル」という雑誌の9月号に大阪芸術大学紹介されていました。「設計者の卵をどう育てて世に送り出すのか」という特集記事の中で京都工繊大、早稲田大、横浜国大、九州大などと肩を並べて就職進路支援のことが取材されていました。 記事の中で「就職面接でアピールすべきこと」として3つイラストでまとめてあったので紹介します。 3番目を読んで自分の笑顔を確認した方。 大阪芸大の皆さんは学科に限らず3つともOKですよね。 |
キーワード: デザイン学科
GOODS DESIGN AWARD 2008 開催決定!
GoodsDesignAward2008について |
もう皆さん、ご覧になりましたか?なりましたよね。写真は現在11号館1階ロビーで開催中の企画展の様子です。 今月16日から開催中ですので、キャンパス見学会に来られた方の多くの方々にも見ていただけていると思います。 「大学をもっと楽しく、もっと自由に」をスローガンに今年から始まった企画で、大阪芸術大学のオリジナルグッズを在校生のデザインで形にしていこう!という企画です。 愛用していただいている方も多いと思いますが、今年度は6種類のオリジナルTシャツと2種類のスポーツタオル、USBフラッシュメモリーやペンセットなどがこの企画から生まれました。 今回の企画展は応募のあったデザインから選ばれたグランプリの作品を盛り上げ次年度につなげていこうというPRの意味を持っています。 バッグ、浴衣、ドレス、ワンピース、タペストリー、平面作品。いずれもが短い制作期間にもかかわらず完成度の高い作品となっています。 5月と7月のキャンパス見学会で「オリジナルグッズとして望まれるものは何?」というアンケートを実施してきました。集計結果はキャンパス見学会でも発表していたのですが、得票数1位は文具系のグッズ。2位Tシャツ、3位バッグ類、4位タオル系、5位衣類その他、ということでアパレルやテキスタイルの興味関心が高いことがわかりました。 今回の展示作品ははオリジナルグッズとして製品化されるわけではありませんが、マーケティングに基づく「ほしいっ!」「かわいいっ!」「かっこいいっ!」と思える提案としてなかり支持されています。 これらの作品を引き立て、盛り上げる空間を企画・デザイン、もちろん設営もしてくれたのも在校生有志の方々です。大学の玄関に当たるこの場所を力強く美しくディスプレイしてくれています。 展示は明日28日までです。
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いよいよ、建築家・安藤忠雄氏講演会
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いよいよ来週月曜日、10月1日に建築家・安藤忠雄氏の講演会が実施されますね。
大阪芸術大学のすぐ近くにある「近つ飛鳥博物館」も安藤先生の設計だということは皆さんご存じですよね。大阪芸術大学の先生方とは昔からいろいろなお付き合いがあったと聞いています。
以前は建築学科の学生向けにご講義いただいたことがあったそうですが、今回は建築学科はもちろん、美術学科やデザイン学科、環境デザイン学科の学生も聞くことができる講演会です。
皆さん、立ち見覚悟で芸術劇場へ行きましょう! ●講演:13:20から ●対談:14:30から
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音のイメージを膨らませる = 耳を開く
9月20日に行われたサウンドアーティストevala先生の特別講演会「耳を開く」(大学院芸術研究科デザイン主催)を受講した在校生に講演会の様子をレポートしていただきました。 |
サウンドアーティストという業種と、ポスターに興味を持ち、会場に行くと、立ち見席が出るくらい人がいっぱいでした。 内容はデザイン学科というよりかは音楽系の学科の学生が興味を持ちそうな話で、少し専門的で難しかったのですが、後半にはホンダの海外のCMを紹介していて(内容は2分ほどの長いCMで、車が走ったりする映像はごくごく普通です。しかしそのCMは効果音や音入れは全く行っておらず、30名ほどの合唱団が映像に合わせて声で音入れをしているCMです。車の映像と合唱団の様子は交互に写しだされ、車の走行音、カーブの音、窓が開く音、車内のBGM、雨が降ってきた音など…すべてを人の声で表現しており、とても驚きました…。)そんな広告のお話もされていたときはとても興味深かったです。 最後にはエバラさんが生演奏をしてくださり、真っ暗な会場に鳴り響く音は、デザインなどの視覚的な要素とは異なり、耳から入る壮大な音に、頭の中で音のイメージを膨らませることのできる「音」のもつパワーをあらためて感じました。 自分の思いを伝えるために、視覚的な方法だけではなく、聴覚を使う方法もあるんだなぁと、1時間半の間に会場で流されたたくさんの曲を聴きながら思いました。
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UT GRAND PRIX 08
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写真は「UT GRAND PRIX 08」のポスターです。学内では11号館や各学科にも掲示しています。本日、9月20日が締切りでしたが皆さん応募されましたか?
UTは「ユニクロ・Tシャツ」の略です。UTグランプリは「自由な発想に基づくTシャツのデザインを応募する」というものです。なんとグランプリには賞金300万円とTシャツの商品化が待っております。
グランプリ以外にも各賞が設けられており、昨年度の「ユニクロ・クリエイティブアワード2007」では、本学デザイン学科の4年生、榮藤真由さんの作品がトップセレクションを受賞しました。 タイトルは「ピース」。 「ひとりで。ふたりで。みんなで。手をつなごう。ココロをつなごう。しあわせがまってるよ。あなたはTシャツを選ぶときどのような点に注目して選んでいますか。それは色であったり、イラストであったり、メッセージ性だったりするでしょう。そうして選んだお気に入りの一枚と同じものを着た人に出会ったとき、どう思いますか。少し気まずいキモチもありながら、趣味が似ていることから話してみたい、仲良くなりたいというキモチも少なからず生まれるのではないでしょうか。このTシャツは着るとナマケモノに抱きつかれているように見えることにより、あなたがおだやかな平和な人柄だと象徴する媒体に変化します。そんな人がもうひとり。並ぶことによって手をつなぎ、いつのまにかココロもつながっている。またひとり、ふたり、さんにん。多くの人と手をつなぎ、しあわせな世界になる。」 (展2 クリエイター紹介パネルより抜粋) 7月に学内で行われた展覧会「展2-TEN TWO-」では、榮藤さんのこの作品と舞台芸術学科のミュージカル専攻の在学生がコラボレーションしました。日頃から舞台を共にし、意思の疎通や信頼関係の中で成り立っているミュージカルの在校生とTシャツのコンセプトがしっかり馴染んでカッコイイです。 撮影は写真学科の学生さんによるものです。
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