みなさんこんにちは、ゲイブルです!今日は投稿ブログを紹介します! 卒業制作展出品作品の内、造形系学科(美術、デザイン、工芸、建築、環境デザイン、写真、キャラクター造形)の優秀作品展が芸術情報センター1階展示ホールで開催されています。
投稿:大阪芸術大学博物館
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みなさんこんにちは、ゲイブルです!今日は投稿ブログを紹介します! 卒業制作展出品作品の内、造形系学科(美術、デザイン、工芸、建築、環境デザイン、写真、キャラクター造形)の優秀作品展が芸術情報センター1階展示ホールで開催されています。
投稿:大阪芸術大学博物館
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みなさんこんにちは、ゲイブルです!!ようやく温かくなってきたと思ったのに…先週末から大阪では記録的な積雪が観測されています。受験生の皆さん、雪の中での試験お疲れ様でした!!芸大は昨日も大雪で、ちょっとロマンチックなホワイトバレンタインとなりました!!OUA-TVは音楽学科のステージの撮影に行っていたのですが、機材を運ぶ車が雪で滑って大変でした…。皆さんも雪道での運転には気をつけて下さい!!路面の凍結している時は、チェーンをつけるか、スタッドレスタイヤで! 撮影から帰ってきてびっくり!!OUA-TV前の芝生は雪で真白になっていました。今は芝生ゾーンに立ち入り禁止のロープが張られているので、誰も踏みつけていない真っ白な新雪が目の前に!!あー、あの上で駆け回りたい!!という衝動に駆られながら、皆さんにお知らせすべく、写真を撮るゲイブルでした。雪景色の芸大も素敵ですね!!ライトに照らされてちらちらと舞う雪が、何だかとっても幻想的でした!! さらに!9号館前に雪だるまを発見!!しかもただの雪だるまじゃない!! 写真を撮ってOUA-TVのみんなに見せると、「おー!!!」と感嘆の声が! まだまだ厳しい寒さが続きそうです、みなさん風邪には気をつけて下さいね!!
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みなさんこんにちは、ゲイブルです!今日は投稿ブログを紹介します!! 舩井裕回顧展が番画廊で、1月31日から2月5日まで行われました。舩井裕先生は、長らく美術学科の版画コースで多くの学生を育ててくださいました。今日の学生は先生を知らないと思いますのでまずは簡単に紹介します。1932年生まれ、具体美術協会結成に参加、退会。その後デモクラート美術家協会に参加していました。出身大学は芸大、美大ではなく大阪大学法学部出身という経歴をお持ちでした。先生の風貌は、身長はすらっと高く痩せておられスマートな感じでした。物腰は柔らかく知的な雰囲気が漂っていましたが、特徴的なのはヘアースタイルで、俗にいうおかっぱ頭、学生間ではテレビアニメ『小さなバイキング ビッケ』の主人公ビッケ(子供でかわいらしいキャラクター)と同じヘアースタイルだったので、先生のおられない所ではビッケと呼んでいた学生もいました。私はビッケより、ジャッキー・チェンにカンフーを教えるカンフーマスターのようにも見えていました。また、そのような風貌のため渓流釣り(趣味)では、見知らぬ釣り人から名人ではないかと声を掛けられたことを嬉しそうに学生に話していたそうです。また、先生の前髪が目のところで切り揃えてあったので先生の眉毛を見る事ができず、学生間では眉毛がかなり上のところにあり、恥ずかしいからおでこを隠しているのではないかと、今で言う都市伝説まで生まれていました。
舩井先生の代表的作品は、版画で全面黒一色の中、円筒形の輪郭線だけが白く抜けた作品でした。モノクロームにより制作された作品には、シーンとした空気と共に非現実的なものを感じ取る事ができました。作品を観ると背景の上に円筒形があるように見えるますが、モチーフは一定の幅の輪郭線だけで円筒形の中の色彩も背景と同色であるため、フラッツトに感じます。ただ、そのような状態であっても円筒形の輪郭は実際裸眼で見たものとは変わりなく、現実と同様物体の後ろに隠された線は描いていません。本来ならそのような描く方ではイリュージョンが起こるはずなのですが、それは一切伝わってこないのがこの作品の魅力でもありました。
モチーフである円筒形に関連することは、ポール・セザンヌの「自然を円筒、球、円錐として捉えなさい」と後進あてた言葉マルセル・デュシャン他のロボット的人間、アンディー・ウォーホルのキャンベル・スープ缶、関根伸夫の「位相-大地」など次々と思い起こすことができます。しかし、それらのどの作品より、舩井先生の作品はからっぽなのです。今回の展覧会テクスト(高橋亨記述・元美術学科 学科長)には、舩井先生はこのモチーフをカンカンと呼んでいたのを聞いていたと記載されていました。私が思うに、モチーフの日常性を重視しカンカンと呼んでいたかもしれませんが、円筒形の美術史の流れの最終に舩井先生の作品のモチーフがあり、そこには意味も喩もなく、見える世界そのものを捉え、それを「スッカラカン」のカンを被せていっていたのではないかと思えてきました。 会場には多く人たちと共に、大学時代のゼミ生もお見えになられていました。
先生の晩年の仕事は、今までとは大きく変貌し、色彩豊かで余白を重視し躍動的なドローイングになっていました。作品のは小さなスケッチブックに数多く残されていたそうです。大作は作れなくなっても常に制作は続けておられた事が分かります。 報告 加藤隆明 芸術計画学科講師 |
稲垣元即さん(美術学科94卒)とENK DE KRAMER(エンク・デ・クラマー)さんの展覧会が月24日から2月5日まで北区西天満の0ギャラリーeyesで行なわれました。 会場には二人の数点ずつの作品が向き合う様に展示されていました。出品者の作品については、展覧会テキストを掲載します。 稲垣元則さん作品
エンク デ クラマーさんの作品
その境界はあいまいでありながら、対照的な要素が相乗作用によって画面を揺るがし、見る人の内側で何が写るか分からない不安と期待が、エンク・デ・クラマーや稲垣元則作品の魅惑的要素なのかもしれません。 寺脇さやか(美術家) 寄稿者としては、この二人の作家を対峙させるような企画者の意図が気になります。展覧会形式は、個人展やグループ展団体展など様々な形で行われます。造形系学生のなかには、グループ展の経験者も多いと思います。そのグループ展など行なう場合、複数の表現者と同室で行なう為、参加者は展覧会に対し共通の理解をする必要があります。今回の稲垣元則さんとベルギー出身のエンク・デ ・クラマーさんの作品を比較展示するのかをこの企画のアートデェレクター唐木 満さん(美術学科卒)に聞いてみたところ「稲垣氏、エンク氏のお二人共に当画廊が開廊して以来、継続的にご紹介してきた作家ということもあり、これまでの個展とは異なる角度で、それぞれの作品の質を見ることが出来ればという思いからです」ということでした。 報告 加藤隆明 芸術計画学科講師 |
みなさんこんにちは、ゲイブルです。今日は芸術計画学科の加藤隆明先生よりブログ投稿を頂きました!
川島慶樹さん(美術学科84年卒)の個展が西天満 大江ビル1階にある番画廊で1月17日から22日まで行われました。番画廊はレトロビルで有名な大江ビルヂィングの一階にあります。画廊に入ると巨大な植物イメージの彫刻が多様な物質で制作されており、幾つかの彫刻作品には彩度の高い三原色を色彩として使用しています。素材特有の色と色彩の原色を作品が纏っているため、私達がよく知っているマスのある重厚な彫刻作品とはかけ離れた彫刻に感じます。 a little CRAZY CLASSICS " について2006年頃より木素材の工芸感を身にまとった彫刻を " CLASSICS " というテーマで制作し始めます。2年間ほど、木素材単独の作品を作り続けるうちに " CRAZY CLASSICS " という近い未来にたどり着くべき新たなテーマが生まれます。これは現代的な素材で作られた彫刻でありながら、工芸感を身にまとった様な、あるいは工芸とは程遠いケミカルな素材に工芸を感じる、といった作品のイメージです。今回の " a little CRAZY CLASSICS " は、 " CLASSICS " から " CRAZY CLASSICS " への道のりの中間に位置するテーマで、カラフルでポップなポリエチレン、木素材、ステンレス、ブロンズ、を複合的に用いそれでなお工芸的である現代彫刻といった趣の作品群です。 (作家コメントから) 1つ1つの作品は、機能性のあるテーブルやボックスと植物イメージのイメージが結びついて1つの作品となっています。 緑のテーブルのような作品は、木彫の証であるのみ跡を鮮やかに残しながら、木の質感を覆い隠す硬質な人工物の表面となっています。その上には一対の植物イメージがすくっと上に伸びています。
私の個人的なことでありますが、是非、川島さんと小清水漸氏の作品と対峙した展覧会が見てみたいものです。 設置場所 ・富田林市リボン通りモニュメント『地の華』『宙の華』 |