2012年2月20日

キャラクター造形学科の卒業生・在校生が相次いで受賞!

 キャラクター造形学科卒業生の田中みなみさんの考案したキャラクターが、静岡県磐田市のイメージキャラクターに選ばれました。磐田市では昨年8月1日から9月末日まで同市をイメージできるキャラクターを募集。全国から集まった1210点もの応募作品の中から選考委員会で10点に絞り、昨年12月に市民投票を開催しました。

 
iwatasikyarakuta000.jpgその結果を参考に再度選考委員会を開き、同市内の矢奈比賣神社(見付天神)に伝わる民話『悉平(しっぺい)太郎』をモチーフにした田中さんの“しっぺい”に決まりました。神社に住み着いた怪物を退治したとされる“しっぺい”は白い犬で、赤色の褌と紅白の綱がチャームポイント。磐田市では同市の魅力を全国にPRするキャラクターとして、活躍を期待しています。
また、毎回異なるテーマで作品を募集し、新たな才能を発掘し続けるスクウェア・エニックスマンガ大賞「極」の漫画部門で、卒業生の山本祥平さんが佳作を受賞しました。第4回目となる今回のテーマは「戦闘美少女」。山本さんの作品『ドライヴ』は「テーマを的確にとらえ、読者をきちんと意識した作品」と高く評価され、来月29日からガンガンONLINEで配信される予定です。

 
在校生も負けてはいません。三年生の北坂真惟さんは週刊少年サンデーの11月期まんがカレッジで努力賞を受賞しました。
受賞作はラーメン屋で働く女の子に恋をした80歳のおじいさんを描いた『年の差コンプレックス』。この作品も今月17日からクラブサンデーで配信されます。そのほかにも受賞はできませんでしたが、ジャンプSQ.編集部による第1回美大芸大キャラバン(新人漫画家を発掘するために芸術系の学部や大学に出張して批評会を開催)では、3年生・土井一泰さんの『オヤジ荘』、4年生・濱岡真未さんの『天気の神様』が、ともに最終候補作品に残りました。見事栄冠を勝ち獲った人はこのままの勢いで、栄冠にあと一歩まで迫った人はさらなる飛躍を目指して、ステップアップしてほしいものです。 

投稿:林日出夫先生(キャラクター造形学科)


2012年2月19日

第4回 F6展 「同窓会は展覧会」 マサゴ画廊

f6-3.jpg11月28日から12月3日まで、F6(1976年美術学科入学)の展覧会が行なわれました。

出品者は1976年入学生で構成されており24名が参加されました。
当時の松井ゼミ、津高ゼミ、泉ゼミ、守谷ゼミなどに所属していたそうですが、そのゼミを越えての展覧会です。

 

f6-1.jpg出品者(敬称略)・小林智恵・井上裕義・内海洋江・馬越敦子・大川和弘・加奥正則・黒田芳弘・黒田直子・酒巻あい子・外村美智子・中野雅子・西田敏夫・前田要治・松村一夫・松本和雄・森訓・山本純子・山内良輔・藤田尊彦・鎌谷卓之・敷名孝夫・家始義光・家始加奈子・小宮山隆満 以上

 

f6-2.jpg展示終了後オープニングパーティーになりました。
大学を卒業後でも制作を持続、このように作品を持ち寄り、同窓会で展覧会を開く事ができるのは芸大卒の特権かもしれません。皆さん学生時代と同じような気分になっておられました。

報告 加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室


2012年2月18日

芸術計画学科3回生のゼミ展

芸術計画学科3回生のゼミ展が行われているので紹介します。
2012年2月9日(木)から21(火)まで大阪市阿倍野区のギャラリー流流とPeephole Theaterで「また逢う日まで」が開催されています。この展覧会は芸術計画学科3回生のゼミ「卒業計画」の作品発表を兼ねて行われています。参加者は阿部裕太(コラージュ)、今井萌(オブジェ)、上山美紀(フード)、梅津豪靖(サウンド)、角田航(映像)、長谷川智司(写真)、前中梨沙(半立体)、本並功平(映像)、矢野志音(映像)、吉井麻友(映像)の学生10名と教員1名です。卒業制作・卒業研究のための実験作品を中心に様々な形式と内容の作品が出品されています。

mataauhimade001.jpg矢野志音の『NAIL BITER』は、自分自身の性癖に対する考察と矯正を映像表現を通じて行うもので、抽象的な映像構成と個人的な葛藤が分ちがたく組み合わされています。

 

mataauhimade003.jpg前中梨沙の『女性的な男性的な』は、畳の表面を毛羽立たせて描いたドローイングです。表面をルーペで見るように指示がされており、細部と全体とを対立的に置くことがここでは試みられています。

 

mataauhimade000.jpg吉井麻友の映像作品『はい、先生ごめんなさい。』は、小学校時代のつらい思い出を肯定的に捉え直す私的ドキュメンタリーです。

 

mataauhimade002.jpg今井萌の『つけまつげドレス』でバービー人形が着ているのは使用済みつけまつげで編んだドレスです。

 

mataauhimade004.jpg最終日(2月21日)には上山美紀の『ムーミン谷のおいしいごはん』の実食会や梅津豪靖のライブ演奏などが行われる予定です。
 

「また逢う日まで」
会場:ギャラリー流流、Peephole Theater
会期:2012年2月9日(木)から2月21日(火) 午前11時より午後7時まで 水曜日休み
2月21日(火)午後5時よりクロージング・パーティ
大阪市阿倍野区丸山通1-2-2 電話:06-6656-8184
地下鉄谷町線あべの駅より徒歩8分
地下鉄御堂筋線/JR天王寺駅、近鉄あべの橋駅より徒歩13分

ギャラリーHP http://ru-pe.com

 


2012年2月17日

今週の大阪芸大テレビは?

tv109003.jpgみなさんこんにちは。

今日は大阪芸大テレビの放送日ですね!
いつもご覧頂いている皆さんありがとうございます。
今週の番組も見どころ満載ですよ!!

 

tv109002.jpg今回まず始めは、大阪美術専門学校の学生達が取り組む、大阪府和泉市との官学共同プログラム「ECO365プロジェクト」の話題をお伝えします!
この「ECO365プロジェクト」は、大阪美術専門学校の細沼俊也先生の指導のもと、子ども達にゴミの分別やリサイクルの大切さを分かってもらおうと和泉市と共同で行っているもので、学生たちと共に幼稚園を訪れるのは今回で二回目となります。学生達は子ども達に、分別やリサイクルの方法をオリジナルの紙芝居やカードゲームを通して分かりやすく伝えていました。この模様は、是非番組でご覧下さい。

 

tv109001.jpg続いては、大阪芸術大学放送学科で行われた特別講義の話題をお伝えします!
この講義は、放送学科のテレビスタジオで、講師に朝日新聞社で取材や紙面の編集に携わってきた、高松浩志さんを迎え行われました。
講義のテーマは「時代は見出しでつかめ」。
時代のうねりの中で、新聞がどんな言葉でその時代を表現してきたかについて話されました。
講義では、実際に学生たちが過去の新聞記事に見出しをつけるコーナーなどもあり、参加した学生らは高松さんの話に熱心に耳を傾けていました。

 

tv109000.jpg最後は、大阪芸術大学から生まれた素敵な音楽をご紹介する、「OUAミュージックライブラリー」のコーナーです。
今回は、昨年夏に行われた「大阪芸術大学プロムナードコンサート」で演奏された、音楽学科ポピュラー音楽コースの大江竜太君と貴嶋那緒仁君の曲『幸せな時間』をお届けします!
この曲は、この番組のエンディングテーマ曲にもなっているので皆さんも聞いたことがあるはずです!
是非ご覧下さい!!

 

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜12時35分からサンテレビで放送中!
その他の局でも好評放送中です!
今回も見どころ満載、皆さん是非ご覧下さい!!

<<オンエア情報>>

2月17日(金)
奈良テレビ放送 22:30から 
サンテレビジョン 24:35から
北陸朝日放送 25:40から

2月18日(土)
テレビ和歌山 22:45から
 


2012年2月16日

「大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-」

こんにちは!ラジオ大阪(OBC1314)にて毎週木曜日に絶賛放送中の「大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-」にてアシスタントパーソナリティを務めている加藤万梨子です!

コロコロと気温が変わる日が続いていますが、みなさん体調など崩されてないですか?最近では街を歩いていても予防のためにマスクをしている方をよく見かけるようになりました。風邪も流行っていますし、みなさんも手洗いうがいやマスクなどでしっかり予防してくださいね!そういえば、メディキャンのオープニングで毎回リスナーさんからいただいたメールをご紹介させていただいているのですが、「風邪に気をつけてくださいね」など、いつも心温まるメッセージをいただいて私達の励みになっています!番組の感想や要望などもしっかり読ませていただいてます!これからも、大阪芸術大学の魅力を頑張ってどんどんお伝えしていきますので、リスナーの皆さんもこれからもどしどしメッセージ送ってくださいね!

 

さあそれでは、今週もメディキャンの聴き所をたっぷりご紹介しますね!
メディキャンと言えばまずはこのコーナー!毎回大阪芸大にゆかりのある豪華なゲストをお迎えして、メインパーソナリティの塚本先生とのトークを繰り広げる「ゲストの扉」からご紹介します!

kobayasishinya3.jpg今日のゲストは先週に引き続き、一昨年に大阪芸術大学『デザイン学科』プロダクトデザインコースを卒業したばかりという期待の新人デザイナー「小林新也さん」です!
小林さんは、大阪芸術大学を卒業される際に制作された卒業制作の「キックボードに変身するキャリーバッグ」で学科長賞を受賞されました!そして、在学中に制作を開始した『世界初、医療用コルセットの素材を使ったリラクゼーションソファ』は、デザイン学科の学科長である、あのAQUOSをデザインした世界の喜多俊之先生が驚嘆の声をあげるほどの出来栄えなんだそうです!現在は、小林さんの地元である小野市へ戻り、実家の表具店の倉庫を自らの手で改装して、中学校時代からの仲間たちとデザイン事務所『シーラカンス食堂』を設立されました!いま関西でもっとも注目されるデザイナーのひとりなのです!

 

 

kobayasishinya4.jpg今回、なんとスタジオに在学中に制作を開始した「世界初、医療用コルセットの素材を使ったリラクゼーションソファ」をお持ちいただきました!小林さんに説明していただきながら塚本先生と私もこのソファに座らせていただんです!まず塚本先生がソファに腰を掛けられて一言「なにこれ!?凄いですね!初めての感覚です!」と、その座り心地に驚かれていらっしゃるのをみて、私もワクワクしながらソファに腰を掛けると、本当に初めての感覚なんです!身体にピッタリとフィットして程よく沈み込み全く身体に負担がかからないので、どんな方にも「合う」ソファという印象を受けました!デザインもスタイリッシュで、スタジオでは「こんなソファが家にあったら友人に自慢したくなるだろうなぁ。」と大好評でした!

この様子も放送します!さらに今日は、このソファの制作秘話や、小林さんのデザイン事務所『シーラカンス食堂』の今現在の活動についてのお話、そして大阪芸術大学で学んで良かったことなどたっぷりお聞きしましたよ!将来デザイナーを目指している方や、インテリアに興味がある方はもちろんですが、新しい発想でモノを産み出すことの難しさや魅力をぜひ沢山の方に小林さんのお話を通じて感じていただきたいです!ぜひ聴いてください!

 

さあ続いては、関西一円のアートシーンをご紹介する「アートシーンウォッチング」のコーナをご紹介します!

最近、スマートフォンやタブレット端末の普及が広がり、このブログもスマートフォンからご覧のかたも多いのではないでしょうか?自分で好きなアプリケーションをダウンロードして、自分のスマートフォンをカスタマイズしていくのが醍醐味ですよね?
実は!大阪芸術大学でも、「アプリ」のダウンロードサービスが始まっていることはみなさんご存知ですか!?今回のアートシーンウオッチングでは先週に引き続き、この「大阪芸術大学iPhoneアプリ」の大特集です!検索方法から、どんなコンテンツが詰まっているのかなど、徹底解剖しますので、ぜひ放送を聴きながらiPhoneをお持ちのみなさんはこの「大阪芸術大学iPhoneアプリ」を一緒にダウンロードしてみてください!

 

さあそして、今日のプレゼン!

「大阪芸術大学iPhoneアプリ」ダウンロードサービススタートを記念して、日本で唯一の大学がつくる漫画雑誌、大阪芸術大学が発行する「大学漫画」のバックナンバーを5名様にさしあげます!プレゼントの応募方法は、今日の放送で要チェックです!

さあ、今日の放送もラジオ大阪(OBC1314)にて深夜24時から1時間、アート情報満載でお送りします!もちろん、ラジオドラマ劇場「テアトル山田」のコーナーもありますので、今日の放送もぜひ聴いてくださいね☆