皆さん、暑さに負けていませんか?ワタシは芸大に来るまでのキンキンに冷房が効いた電車で体がおかしくなってしまいそうです!(涙)
皆さんもクーラーを入れっぱなしで寝て風邪を引いた・・・なんてことにならないように気を付けてくださいね☆★今日は、明日まで開催されている3つのギャラリー展示会をご紹介します。
まず、初めにお邪魔したのが『童話横丁』。 『童話』をコンセプトにそれぞれが自由に童話の世界を表現♪♪デザイン、キャラクター造形、環境デザイン学科の7名の学生が、物語の不思議な世界へと導いてくれます♪
作品を出品している学生にお話を伺いました☆★
松尾典子さん(デザイン学科4年)
雪の標本/マツオノリコ
「アンデルセンが描いた『雪の女王』がテーマ。宮殿にはどんな雪が降っているのかな?と考えながらいろいろな形や色を組み合わせて、雪の結晶を作りました」
上原悠さん(環境デザイン学科4年) Picture-story show?/ルカ
「普通の紙芝居だと面白くないので、引出しの形にしました。コマ数も限られて紙芝居みたいに言葉で説明せずに絵で見せないといけないところがとにかく大変でした」
将野勇也さん(キャラクター造形学科4年) fanC/エルク
「カワイイものが好きなので、理想に走ってみました。ぬいぐるみも手作りして、好きな物を詰め込んで作りました」
原友里恵さん(環境デザイン学科4年) 昔々あるところに 昔々のちょっと昔、あるところに /ハラユリエ
「様々な童話の登場キャラクターを描いて、そこにまた新たなストーリーが始まり出すような絵を描きました。前回が好評だったので、今回もまた新たなストーリーが広がっています」
昨年の4月に引き続き、今回で2回目の開催。4年生が中心で、就職活動の合間を見ての作品制作で、「時間がない!時間がない!!」と、とにかく必死だったそうです。 就職活動も大変ですが、卒業制作も待っていますよ!皆さん頑張ってくださいね!!
さて続いては、 『0円本屋』。 文芸、デザイン、芸術計画学科の学生7名による、五感で本を楽しむことのできる展覧会です♪♪ 岡田真由子さんと安田恵梨さん(文芸学科2年)にお話を伺いました。 「とにかく身内でやるのを変えたいと思って、いろんな人に協力をお願いしました。」 「0円本屋としては今回で2回目。前回は本を配ることがメインだったので、展示方法について全く分からなくて形にするまでにかなり苦労しました」
文芸学科の学生が本を制作して、そのイメージからデザイン学科の学生が空間デザインをする。
本を読むのが苦手・・・と言う人でも、本から想像したイメージが目の前に広がっていると、すぅっと頭の中に自然とストーリーを思い描くことができます。
ゆっくり読みたいという人にはソファーも設置されています。本に囲まれてゆったりとした午後を過ごすのはいかがですか?
第一食道前にて毎月文芸誌「白地図」を発刊しています!詩や小説、コラムにエッセイなど、掲載されている作品はそれほど長編ではないので、手軽に読むことができます! 今月は創作考房とのコラボ企画を実施しています。第一食道前にまだ若干残っていますので、皆さん是非手にとってご覧になってはいかがでしょうか? また無所属サークルとして活動している白地図では、メンバーも募集しています!!興味のある方は文芸学科の合同研究室まで!!
最後にお邪魔したのは『TIMER-時間人-』。
デザイン学科の学生6名が『タイムスリップ』をテーマに、好きな時代をモチーフに作品を制作。 幕末に恐竜時代と幅広い時代背景を描いた作品が数多く並んでいます。幕末志士に恋い焦がれる女の子や、カップのお風呂でくつろぐ恐竜など、見る人や描かれたキャラクターがあらゆる時代にタイムスリップした感覚を覚えました。
黒川泳子さん、大石綾音さん、熊谷唯さん(デザイン学科2年)にお話を伺いました。
「展覧会をやりたかったけど、どうすれば開催できるのかがわからなくて・・・。半年ぐらい前から活動を始めたけど、とにかく企画書と許可取りが大変で、いろいろ難しいことでいっぱいでした」
「でも、充実して楽しかったです!アンケートも好評で、第二弾を・・・という声もありました。次はもっと作品数を増やして、趣味だけでなく他人に訴えかけられる絵を描けれたらと思っています。」
熊谷さんは学外でも芸術運動をやろうと企画中だそうです。芸大生の中で芸術をより広めたいという人がいたら是非声をかけてみて下さいね!!
学生の間にいろんな事に熱中することも大切!その経験が何物にも代えられない宝ものになるはずです!!ワタシも一度でいいから展覧会したかったなぁ〜
『童話横丁』
総合体育館ガーデンギャラリーにて
24日(水)まで(夕方頃終了予定)
『0円本屋』 『TIMER-時間人-』
総合体育館ギャラリーにて
24日(水)まで(夕方頃終了予定)
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