前回の記事の続きです!
大阪芸術大学オープンキャンパスの様子をお伝えしていきますね。
文芸学科では、活版印刷体験が行われていました!
普段パソコンで文字を打つ時、フォントの種類やサイズを変えたり、文字間や行間を調整したりしますよね?
活版印刷では、そういった作業をアナログで、活字を一文字ずつ選んで組み合わせて印刷するんですよ!
こちらは、音楽学科卒業生で日本のテルミン奏者の第一人者である竹内正実さんと、そのグループによる演奏会の様子です。
演奏者たちが持っているのは、竹内さんが開発した、マトリョーシカにテルミンを仕込んだ小型テルミン「マトリョミン」という楽器。
手を近づけて楽器との距離で音程を作るのですが、触れなくても音が鳴り出す光景がとても不思議でした!!
卒業生といえば!9号館前の広場では、芸術計画学科卒業生でイベントディレクターの阿部亜理沙さんによるファッションショーとトークショーが開かれていました!
ファッションショーがどのようにしてできていくのか、モデルとの打ち合わせから順番に紹介し、最終的に出来上がったファッションショーを見てもらうというプログラム。
たくさんの人が集まっていました!!
そして、キャラクター造形学科のいわみせいじ先生による体験授業。
いわみ先生は、1981年に4コマ漫画専門雑誌「まんがタイム」でデビューされ、その後も4コマ漫画を中心に活躍されている漫画家です。
高校生たちは、そんなプロの漫画家である先生から、キャラクターの描き分け方を教わっていました♪
大学の中には、和室から洋室までのセットが組まれた映像学科の撮影所もあります!
カメラのレンズ越しに見ると、もうそこには映画の世界が広がっている…?!
また、別の場所では特撮模擬撮影も行われており、さまざまな撮影現場の臨場感が肌で体感できます!!
写真学科では、プロのカメラマンも使用している一眼レフカメラを使って、キャンパス内の撮影を体験!
初心者の方でも、先生が横について丁寧に教えてくださるので安心です。
どんな写真が撮れたのでしょうか?!
デザイン学科の校舎である10号館では、いたるところで体験授業や作品展示が行われていました。
私はその中の一つ、「3Dプリンターデモンストレーション」を体験してみました!!
自分自身のフィギュアが作れる体験授業だそうです。
3Dスキャンを使って、こんな風に身体の形を立体的に読み込んでいきます。
すると…
すごい!!私の姿がちゃんとデータになりました。
このデータを、3Dプリンターで出力していきます。
こちらのプリンターは、石膏樹脂パウダーにインクが浸潤して固化する仕組みになっているそうです。
薄く伸ばしたパウダーに、コピー用紙を使って印刷するのと同じようにインクを乗せます。
インクが乗った部分のパウダーだけが固まるようになっています。
その工程を何層も繰り返し重ねていくと、だんだん立体的になっていきます!
300層以上の印刷(約2時間)後、まわりのパウダーを払うと…中からフィギュアが出てきました!
この3Dプリンターの技術は、デザインをする上で、早い段階で完成品に近い形のものを手にできるため、プレゼンテーションやデザインレビューなどの場でも役に立ちます。
デザイン学科には「3D CAD演習」という授業があり、3Dデータ構築の基礎を学習することができるそうです!
みなさんもぜひ、次回・6月19日(日)に行われるオープンキャンパスにお越しいただき、実際に大阪芸大の魅力を体感してみてくださいね♪