3月は毎週末何かしらイベントが予定されています。いよいよ今週末の14日(日)、15日(日)に予定されているのはオペラ公演「歌劇 カルメン」です。本日14号館ホールでは学内で最後となるオケ合わせの練習が行われていました。
14号館のステージ上に出演者・オーケストラがひしめく様に配置され、いつもより空間が狭く感じられました。練習会場に入ってスタッフの数にまず圧倒されました。そして出演者の真剣な表情から緊張感が伝わってきました。
明日は学外の会場で準ゲネプロが行われ、アルカイックホールでのゲネプロは12日・13日、そして本番を迎える予定です。
2日間の公演は1日目(14日)のものが「第30回記念 大阪芸術大学オペラ公演」、2日目(15日)のものが「大阪芸術大学 第3回 特別オペ公演」です。演目はジョルジュ・ビゼーの「カルメン」(日本語上演)で同じなのですが、出演者が異なります。2日目の公演はキャストとして藤川賀世子先生(カルメン)、三原剛先生(エスカミーリョ)など教員も出演の予定です。他のキャストも全て大阪芸術大学を卒業後、活躍中の方ばかりです。
今回のオペラ公演は“大阪芸術大学2009オリジナル版”としての上演です。どんなところが「オリジナル」の構成かというと、まずオペラ本編の前に原作の第I・II部に基づいた“プロローグ”が置かれていているところです。このプロローグは独唱の下で浜畑賢吉先生が考古学者役を“マイム”で演じるそうで、観客の理解と気持ちの高揚を狙った嘗てない清新、斬新な舞台を目指したのだそうです。
また“オペラ・コミック”(喜劇的オペラ)という構成でつくられていてその中身もオリジナルです。この“オペラ・コミック”は音楽と音楽の間の対話部分に叙唱ではなく地の台詞が用いられているものです。今回の公演で使われる台詞は本学・文芸学科の高橋睦郎先生と山田兼士先生がこの上演のために新たに訳したものだそうです。演奏学科、舞台芸術学科だけでなく文芸学科の力も要素も加わっている企画。これぞ「大阪芸術大学オリジナル版」です。 在校生、卒業生、教員の総力を結集した上演に乞う期待!
●歌劇 『カルメン』(日本語上演) 場所:アルカイックホール(尼崎市総合文化センター) ※ どちらの公演も午後2時30分から浜畑賢吉氏と小松一彦氏によるプレトーク開催 ◇第30回記念 大阪芸術大学 オペラ公演 2009年3月14日(土) 午後3時開演 入場無料(要整理券) ◇大阪芸術大学 第3回 特別オペラ公演 2009年3月15日(日) 午後3時開演 入場料 S席:5,000円(一般) A席:3,000円(一般) B席:2,000円(学生) (A・B席は当日午後1時より座席引き換え) チケット : 電子チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード:311-499] ローソンチケット 0570-00-0407 [Lコード:53858] *両公演ともお問合せ先/マネジメントは大阪コンサート協会(06-6762-2204)です。
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