昨日21日から11号館1階ロビーでは、Comunicabilita Preview Exhibition 2009がスタートしています。今回、第2弾となるコムニカビリタ。若手クリエイターのオリジナル商品を出展するデザインショップは学生だけで運営されています。昨年、期間限定でオープンされた第一弾の店舗はメディアでも広く取り上げられました。
このプレビューでは一部の商品お披露目とともに、マーケティングリサーチも同時に行われています。どんな商品が売れそうなのか、どんな商品が売れなさそうなのか、その理由は?と消費者の意向を取り入れながらアイテムのラインナップを検討します。
プレビューを見に来られた方にアンケート用紙が配られます。アンケートには欲しいと思う商品とその理由、欲しくない商品とその理由、そしてある特定の商品に対して値段を付けてみるという質問項目もありました。これがなかなか難しい。
取材に伺ったとき2人の在校生がクリップボードを手にしながら審査員の顔になっていました。商品の品揃えからみると女性向けの商品が多いので、男性の私にはピンッとくる商品は正直少なかったです。
デザイン、機能性、素材、クォリティ・・・などなど商品を買い求める理由は様々です。絵画のようなものとはまた違いますが、適正価格を決めるのはある意味「勝負どころ」ですね。高いと売れないし、安いと儲けがない。まして原価を割るわけにはいかない。経営の難しさですね。
このコムニカビリタのいいところは、在学生たち自身が教員の手を借りずに直に社会との接点を体験することです。店舗のオープンのために資金集めや企業との交渉などの難しさや、厳しい意見に対して解決策を見出しながら「試行→実践」などのリアルな体験は講義では得ることができない学びの形です。
第二弾でグレードアップできるように皆さん是非この会場に来て「シビアなご意見」を残していただきたいと思います。コムニカビリタは4月末から5月の上旬に天王寺「あべのHoop」にて2週間限定でオープン予定です。詳しくはWebで。 http://comunica.web.fc2.com/
●Comunicabilita Preview Exhibition 1月21日(水)→1月27日(火) 9:00→18:00 11号館1階ロビーにて
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