2007年11月30日

高橋睦郎先生 特別講義(文芸学科)

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 文芸学科の特別講義として、高橋睦郎先生がご来校されました。今回は「ものがたりと私」というテーマで、前回は「誌と私」、次回は「うたと私」というテーマで講義をされます。
(※12月12日(水)15時~、一般の方も聴講できます。)

 高橋先生は1937年福岡県北九州市の生まれで、福岡教育大国語国文科を卒業後、64年に「薔薇の木・にせの恋人たち」という抒情詩集を出された後、誌以外にも短歌集や俳句集の出版、能や歌舞伎の台本執筆、作詩活動等、各方面で活躍されています。

 今回は小説家を目指すたくさんの学生を前にして、「ものがたりとは」、「小説との関わり」、「小説を書くための心得」等、90分休むことなく熱く語って下さいました。生涯をかけても惜しくない物語を書きなさい、とのお言葉もありました。


 終始先生が黒板に書いて下さる単語を一生懸命メモする学生も見受けられ、教室内は学生のエネルギーと暖房の熱気、そして高橋先生の熱意が相まって何ともすざましいものになっていました。 

先生は生涯のライフワークとして何十年ぶりかに小説を書かれるそうです。完成が待ち遠しいですね。

 

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