関西みらい銀行様から依頼を頂き、大阪府警察とも連携し大阪府下の3店舗(無人ATM出張所)のシャッターに詐欺被害防止を啓発するシャッターアートを設置するため、本学デザイン学科で取り組み3名の作品が採用となりました。
2月3日(月)に関西みらい銀行阿倍野阪南出張所(大阪市阿倍野区)でお披露目式が行われ、最優秀賞を受賞した松井桃花さん(デザイン学科イラストレーションコース2年)が出席しました。
松井さんは緊張した面持ちで、シャッターの前に立ち、テレビや新聞社の取材に応じていました。
松井さんは、今回の作品コンセプトについて、「入金をしに行く年配の方と入金したことを確認し喜んでいる詐欺師を描きました。わたしがこだわった点は「怖さ」です。誰かが損をして誰かが得をしている状況を想像すると、とても許せないと感じます。そういった二面性を色や言葉に詰めました。シャッターを見る人に詐欺の怖さを感じていただき少しでも詐欺防止の注意喚起に役立てればと思います。」と語ってくれました。
阿倍野阪南出張所の他、南海浅香山出張所(堺市)に優秀賞の藤森 あかりさんの作品、藤が尾出張所(交野市)に優秀賞の小田 穂の佳さんの作品がシャッターに掲出されています。
金融機関を訪れるお客様が、このシャッターアートを見ることで、詐欺被害を未然に防止出来ればと思います。
(報告者 就職課 川村 良広)