大阪芸術大学のある河南町を含め、近隣の富田林市、河内長野市、大阪狭山市、太子町、千早赤阪村で構成される南河内環境事業組合より依頼があり、「ごみの出し方・分別の徹底を」のチラシデザインの作成を本学デザイン学科の学生が行いました。
南河内環境事業組合が管理されている、第1清掃工場(富田林市大字甘南備)で2020年~2022年に大規模な火災や爆発事故がおきて大きな損害になっています。
火災や爆発事故の原因は、「もえるごみ」の中に充電池(リチウムイオン電池等)やガスボンベ・スプレー缶・カセットボンベなどがごみに混入していたことによるものです。
新年度を迎えるにあたり、市町村から各家庭にゴミ処理券を配布されます。その際に今回作成した「ごみの出し方・分別の徹底を」のチラシも一緒に配布して、火災や爆発事故の防止に繋げます。
今回、デザインを作成したのは、デザイン学科3年生の新居亜里紗さんです。
新居さんは、チラシのコンセプトとして次のように語ってくれました。
「内容が危険物の廃棄処理の方法ということで、ピクトグラムのようなイラストや配色を使って、誰にでも分かりやすく伝わることを心がけました。ゴミ処理時での火災爆発事故の減少に少しでも力になれたら嬉しいです。」
このチラシが配布されるのは大学近隣の市町村ですが、皆さんの住んでいるところでもごみの出し方に注意して火災や爆発事故にならないよう心掛けましょう。
(報告者 就職課 川村良広)