2013年2月25日

舞台芸術卒業舞踊公演

芸大キャンパス内で行われていた卒業制作展も昨日で終了。
寒い中芸大を訪れてくださったみなさん、ありがとうございました!!
このブログでも様々な展示の様子をご紹介してきましたが、芸大の卒業制作は作品展示だけではなく、演奏会や舞台公演も行われていたんですよ。
今日は、2月23日(土)に行われた、舞台芸術学科の「卒業舞踊公演」の様子をご紹介します。

舞台芸術学科舞踊コースの卒業公演は、今回で28回目。
会場は大勢の人で賑わいました!!

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演目は、<パキータより ディベルティスマン>、フランス風の優雅さとイタリアの名人芸を巧みに融合させた、華やかなバレエ。
無意識の感情・心の動きを表現した力強いパフォーマンスが展開された<Emotion>。
血縁のない家族が破滅の回路を歩くという、なんとも不気味な世界観の<家族の虚像>。
そして、有名な<チャイコフスキー組曲>では、ファンタスティックに表現された楽しいバレエを見せてくれました。
他にも、<Light/ライツ>、<木陰のLargo>など、神秘的で美しい身体表現が盛り沢山でした!
中でも私が一番好きだったのは、<パリジェンヌの喜び>。
テンポの良い音楽に乗せて踊られるバレエで、客席から手拍子も起こり、見ているだけでとても楽しい気分になりました!
最後のフィナーレでは全舞踊生が登場し、卒業公演らしいとっても豪華で素敵なステージでした。

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さて、学内での展示・発表は終わってしまいましたが、27日からは大阪市北区天満橋にあるアートコートギャラリーにて、卒業制作選抜展が開催されます。
芸大に来ることができなかった方、見たけれどまだまだ足りない!もう一度感動を味わいたい!という方は、是非そちらにも足を運んでみてくださいね。
きっと、心に響く素敵な作品に出会えると思いますよ。

投稿:島田(初等芸術教育学科副手)