冬になると、イルミネーションやライトアップなど、光を使ったイベントがたくさん開催されますよね★
中でも、プロジェクションマッピングによる演出は年々増えてきました!
コンピュータで制作したCG映像を、プロジェクターを用いて建物や物体あるいは空間に映し出す、プロジェクションマッピング。
実物<リアル>と映像<バーチャル>がシンクロして、その両方の魅力を引き立てる独特の世界観が大きな特徴と言えますよね!
その歴史を紐解くと、意外と古くからあり、1960年代にはすでに実用化されていたそうです。
ただ、当時の装置では光源の不足などもあって現在ほどの表現はできず、屋外でも明るく演出できるようになったのは2000年代からだそうです。
そして日本で広く認知されるようになったきっかけの一つと言われているのが、2012年のJR東京駅での「TOKYO HIKARI VISION」!
この演出を手がけられたのは…ブログをご覧のみなさんはもうお馴染みですよね!
アートサイエンス学科客員教授でNAKED Inc.代表の村松亮太郎先生です!!
ということで、今日のブログは、村松先生指導のもと、アートサイエンス学科の学生と参加希望の高校生が挑戦した「0×0=∞ PROJECT」の話題!!
先日のブログでもプロジェクトのことは説明しましたので、今日は割愛させていただきますね。
>>前回のブログ記事はコチラ
11月22日(水)、プロジェクトの集大成となるイベント「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED -NEW WORLD-」の点灯式が行われました!!
会場は、あべのハルカス展望台「ハルカス300」!!
名前の通り、地上から300メートルの高さで大阪の街を一望できる、人気のスポットです。
昼間も絶景ですが、夜になると街の表情が変わり、とても綺麗な夜景が楽しめます♪
そして今回のイベントは、なんとこの夜景にプロジェクションマッピングを投影すると言うもの!
「ハルカス300」で同シリーズのイベントが開催されるのは、実は4回目。
今回は、これまでにも好評を博した夜景とプロジェクションマッピングの融合に加えて、スモークやレーザーの活用による新しい演出が実施されています!
もちろん、学生たちの企画や構成も、作品の中にたくさん盛り込まれていますよ♪
こちらの、風車に息を吹きかけると雲が晴れて大阪の街が現れるという作品は、企画や構成のほとんどを学生が担当したそうです!!
4月から授業の中で取り組んできた企画が形になった瞬間に立ち会った学生たちは、感極まっている様子でした!
展望台での見学の後は、村松先生から、
「イメージしたら、下手でもいいから形にすることが大事。形になったものがもしイメージと違ったら、それは何か間違っていたということ。その間違いに気づくためにも、イメージしたらまず形にしてみてほしい。」
というお話が。
その試行錯誤を繰り返すことで、作品のクオリティが高まっていくということですよね!
学生のうちからイメージしたものが「ハルカス300」という大きな舞台で形になるなんて、本当に羨ましい経験だと思います!!
みなさんも今年の冬はぜひ、あべのハルカスの展望台にのぼって、作品をご覧になってくださいね★
「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED -NEW WORLD-」
2017年11月23日(木祝)~2018年3月31日(土)
あべのハルカス展望台「ハルカス300」
★開催時間は、日によって異なります。
>>詳しくはコチラ
投稿:島田(企画広報部事務室)