2017年12月19日

掌におさまる日本文化「根付」…今年の高円宮賞は?

現在、大阪芸術大学スカイキャンパスでは、「第9回 高円宮殿下記念 根付コンペティション記念展」を開催中です!!

 

本学客員教授の高円宮妃久子殿下は、高円宮憲仁親王殿下とともに世界有数の根付コレクターとして、また、現代根付の作家を育ててこられたことでもよく知られています。
大阪芸術大学グループでは高円宮殿下を記念して、グループ校の学生を対象に
高円宮殿下記念 根付コンペティション」を平成21年に創設いたしました。

★根付とは…?
江戸時代、印籠や巾着袋などを腰の帯にさげて携帯するため、紐の先に結わえて使用する滑り止めとして使われていたものです。
現代では海外を中心に伝統工芸品として高く評価されており、また多種多様な素材を使った”現代根付”として再び活発になっています。
 

9回目となる今年は、150名の学生から169点の応募があり、その中から18名が入賞者として選ばれました。
展覧会初日となる12月8日(金)には、会場に妃殿下にお越しいただき、表彰式が行われました。


今回、最高賞の「高円宮賞」を受賞したのは、工芸学科を卒業して現在は大学院芸術研究科に在籍している林菜々美さんの作品「紅葉饅頭」です!!

 

真鍮と銅板でつくった葉を、試行錯誤を繰り返しながら丸め、点付けして饅頭のような形にしたと話されました。
直径5cmにも満たない小さな作品だったのですが、葉脈の表現や葉の柔らかさなどが繊細に表現されていて、とても丁寧につくられているのが伝わってきました!

表彰式のあとには内覧会が行われ、学生が妃殿下から直接お話を賜る時間も設けられました!
妃殿下は、展示されている入賞作品を改めてご覧になりながら、制作した学生1人ひとりとお話をされ、作品について熱く語られているご様子でした。

 

また、会場には高円宮家の根付コレクション約130点も展示されています。
この日は、特別に展示台のガラスケースを開けていただけることに!!

 

ここでも、妃殿下自ら根付を手に取られ、学生たちにじっくりと解説をしてくださいました。

 

本学では毎年、妃殿下をお招きしてご講義を賜る機会もありますが、この日は学生たちにとってさらに特別な時間になったことと思います。

展覧会は、今月24日(日)まで開催中です!!
みなさんもぜひ、会場に足を運んでみてください♪

 

「第9回 高円宮殿下記念 根付コンペティション記念展」
2017年12月8日(金)~24日(日)月曜休館
11:00~19:00(入場は18:30まで)
大阪芸術大学スカイキャンパス
>>詳細

 

投稿:島田(企画広報部事務室)