2017年5月16日

デザインで大阪を盛り上げる!!

みなさん!「大阪芸術大学 大学案内2018」が、先日完成しました。


なんと表紙は、本学デザイン学科卒業生 イラストレーターの中村佑介さん描き下ろしイラストです!!
中村さんと言えば、ASIAN KUNG-FU GENERATIONをはじめとしたさまざまなアーティストのCDジャケットや、
「夜は短し歩けよ乙女」「謎解きはディナーのあとで」などの書籍の表紙、
さらにはテレビアニメやCMなどのキャラクター原案も担当し、幅広く活躍されています!
今回のイラストは、大阪芸術大学のために描いていただいたもので、印象的な横顔の女の子を中心に、大阪芸大をイメージしたモチーフや、校舎、芸術アイテムなどがデザインされています♪

「大学案内」はオープンキャンパスでも配布しますので、ぜひ参加してゲットしてくださいね★
 

さて、今日のブログは、中村さんの出身学科でもあるデザイン学科の話題をご紹介します。

5月14日(日)、大阪市中央公会堂で「OSAKA DESIGN FORUM」が開催されました。
このイベントは、毎年デザイン学科の学生が主体となって企画しており、今回で11回目。
著名なデザイナーを招いて、講演会やトークセッションを行っています。

今年のテーマは「SEEDesign」!
「SEED(種)」と「DESIGN」の文字を一体化させた造語で、デザインを通して未来の自分を育む種を発見することができるようにという想いが込められています。

オープニングを飾ったのは、enraによるパフォーマンス。

 

enraとは、映像と人間の動きのシンクロを極めた、独自の表現を繰り広げるパフォーミング・アーツ・カンパニー。
カンヌ国際映画祭授賞式のオープニングアウトとして招聘されるなど、世界で高い評価を受けています!

この立ち上げメンバーとして活動されているのが、舞台芸術学科卒業生の和多谷沙耶さん!
パフォーマンスを披露された後は、「OG講演」も行ってくださいました。

続いて、プロダクトデザイナーの倉本仁さんによる講演が行われました。


倉本さんは、物事のコンセプトやストーリーを明快な造形表現で伝えるアプローチで家電製品や家具、照明機器、日用品、自動車などの多彩なジャンルのデザイン開発に携わられています。
倉本さんの普段のお仕事が紹介され、海外へ日本の技術を発信するために、どのような活動をされているのかお話いただきました。

休憩を挟んだ後は、コミュニケーションデザイン研究所所長でデザイナー・ビジョナーの平野敬子さんと、デザイナー・クリエイティブディレクターの工藤青石さんが登壇!


平野さんは、グラフィック、プロダクト、空間、ブランディング、展覧会の企画、書籍出版など多彩な活動領域でデザインを具体化されています。
代表的なお仕事は、東京国立近代美術館のシンボルマークとVI計画(※)や、資生堂「qiora(キオラ)」のブランディング、OPAM(大分県立美術館)のシンボルマークとVI計画など。
講演では、それらの実例をもとに、平野さんのデザインに対する姿勢などが語られました。
(※VI計画…ビジュアル・アイデンティティ計画:企業の象徴となるシンボルマークやロゴタイプといった視覚の統一をしようという計画

また、最後には、デザイン学科教授で大阪芸術大学藝術研究所所長の喜多俊之先生と、ゲスト、学生を交えてのトークセッションも行われました。

 

さらに、中央公会堂3階では、デザイン学科の作品展示も行われ、こちらにもたくさんの方にお越しいただきました!

 

ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました!!
プロジェクトを推進してきた学生のみなさん、お疲れさまでした!

今回のイベント運営に携わった学生たちから、将来を担うデザイナーやアーティストが生まれることを楽しみに期待しています★

 

投稿:島田(企画広報部事務室)