2015年11月16日

ラジオ「大阪芸大スカイキャンパス」

現在、大阪芸術大学スカイキャンパスでは、『いま、甦る125年前の記憶 「エルトゥールル展」』と題した展示会を開催中です!

1890年、和歌山県串本町大島沖で実際に起きたオスマン帝国の軍艦「エルトゥールル号」の海難事故。
500人以上の乗組員が亡くなる大惨事の中、大島の住民による救助で69人の命が救われました。
この出来事がきっかけとなり、現在のトルコとの友好関係に繋がっています。

今回の展示会では、2007年から行われた発掘調査で明らかとなった遺物や、記録映像、写真など、およそ90点が公開されています。
展示されている写真は、発掘調査の記録員として携わる写真学科客員教授で水中カメラマンの赤木正和先生が撮影されたものです。

12月5日(土)には、映像学科教授の田中光敏先生が監督を務め、エルトゥールル号海難事故の史実をもとに制作された日本・トルコ友好125周年記念映画「海難1890」の公開も予定しています!

映画と併せて、ぜひスカイキャンパスの展示もご覧ください!!

さて、今日は大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で映像学科教授の田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」座長、そしてこの4月から舞台芸術学科教授として就任された内藤裕敬先生が、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています! 

今日のゲストは、環境デザイン学科卒業生で和歌山県串本町長の田嶋勝正さんです!

エルトゥールル号海難事故の現場となった串本町ですが、現在の串本町民の中では、事故のことを知らない人も多かったそうです。
田嶋さんは町長になって2、3年目の頃、初めてエルトゥールル号海難事故の資料をご覧になり、衝撃を受けたと言います。
資料にはどんなことが書かれていたのか?海難事故では一体何が起きたのか?
そして、映画「海難1890」はどのようにして誕生したのか…
気になる方は、今夜の放送をチェックです!!

「大阪芸大スカイキャンパス」
11月16日(月)20:30~21:00 オンエア
ラジオ大阪(OBC)1314

投稿:島田(OUA-TV)