2015年2月25日

大阪芸術大学にハイビジョン中継車を導入!

23日(月)、大阪芸術大学に新しい中継車がやって来ました!!

大阪芸術大学に初めて中継車が導入されたのは、2004年度。
放送学科の制作実習では、中継車とスタジオを結んでの中継実習のほか、学外実習の一環として食博覧会メインステージのビジョン投映や、平城遷都1300年祭イベント中継、大阪国際室内楽フェスタのストリーム配信などの技術協力を行ってきました。

11年の時を経て、ついに中継車も世代交代です。

この新型中継車、これまでのものとどう違うのかと言うと、映像の画質が綺麗になったのが最大のポイントです。
これまでの中継車はSD(標準画質)でしたが、今回はHD(ハイビジョン)になりました!!

※SDとHDの違いについて
SDは720×480ピクセル以下、HDは1280×720ピクセル以上の映像のことを指します。
HDのうち一般的なものが地上デジタル放送の1440×1080ピクセル、フルハイビジョン1920×1080ピクセルの映像です。

カメラ設備としては、HDTVポータブルカメラを3台、23倍ズームレンズ2式と14倍ショートズームレンズ1式。
また、各カメラがとらえた映像のうちどれを使うかを決めるスイッチャー、音声を調整するオーディオ・ミキサー、その映像を記録するXDCAMのレコーダーはもちろん、その場で映像の編集ができるノンリニア編集機、ストリーム配信が行える機器なども搭載しています。

この中継車はさっそく、来月行われる卒業式でも活躍する予定です!!
総合体育館第一アリーナで行われる式典の模様を放送学科の学生たちがカメラで撮影し、第二アリーナと芸術劇場へ中継します。
これからたくさんの出番が待っています。


そして、今まで頑張ってきた中継車さん、お疲れさまでした。

後日、新型中継車のお披露目会も予定しています。

投稿:島田(OUA-TV)