2014年2月26日

通信教育部スクーリング 「保育内容指導法」

芸術学部・大学院の学生たちが春休みを過ごす今の時期、芸大キャンパスでは通信教育部のスクーリングが行われています!

大阪芸術大学<4年制>の通信教育部には、美術、デザイン、写真、建築、文芸、音楽、初等芸術教育学科の7つの学科があります。
普段は「通信授業」を行い、在宅中心の学習で仕事や育児をしながら自分のペースで勉強をすることができます。
そして、休日を中心に実施されるのが「面接授業」=スクーリングです!

今回は、初等芸術教育学科長の渡邉純先生が担当されているスクーリング、「保育内容指導法」の様子を覗いてきました!


渡邉先生は、芸大附属幼稚園の園長先生でもいらっしゃいます。
また、精神科医、臨床心理士としても活動されていて、子どもたちの「心」について豊富な知識と経験を持たれている方なんですよ!
この授業では、実践的なことを交えながら楽しく保育について学びます。

私がお邪魔したのは、3日間ある授業の最終日。
この日は、学生たちが順番に先生役と園児役になって、模擬保育を行っていました。

絵本を読み聞かせたり、手作りの紙芝居を見せたり、ピアノを弾いて一緒に歌を歌ったり。
子どもに対して自然にやってあげることかも知れませんが、この授業を受けることで、より上手に子どもたちを楽しませることができるようになります!

例えば、絵本の読み聞かせをする時は、その本の内容に合ったスピードで読んであげたり、絵をじっくり見せてからページをめくってあげるといった工夫をすると良いそうです。
また、大人はつい飛ばしてしまいがちな遊び紙(巻頭・巻末の見返し紙と本文との間に入れる白紙)も、子どもたちにはちゃんと見せるのが基本です。
この遊び紙を見ている間、子どもたちは絵本の世界をたっぷり想像します。

私が思っていた以上に、読み聞かせって奥が深い…!
絵本の読み聞かせは、コミュニケーションにもなるし、子どもたちの想像力を豊かにしたり、新しい発見が沢山できるツールなんですね。
私も小さい子と接する機会があれば、是非先生の授業で聞いたことを活かしてみたいです♪

通信教育部の学生たちは、本当に勉強熱心。
やりたいことに全力を注ぎ、多くを吸収していく姿が眩しかったです!

投稿:島田(OUA-TV)