2013年11月27日

カルロス菅野先生による特別講義

一昨日、ついに今年のNHK紅白歌合戦の出演者が発表されましたね!
今年は初出場が9組、みなさんはどのアーティストに注目していますか?
年末になると音楽番組が増えてきますよね。
これは、古代から「年忘れ」の行事として宴・歌唱行事を行う日本人ならではの風習も表れている気がします。

という訳で、今日のブログは音楽の話題です。

 

今日は演奏学科ポピュラー音楽コースでカルロス菅野先生による特別講義が行われました!
カルロス先生はパーカッショニスト、音楽プロデューサーとして日本のラテン・ミュージックを牽引してきた方です。 
過去にサルサ・バンドである「オルケスタ・デ・ラ・ルス」のメンバーとして紅白出場経験もあるんですよ。
現在は、ラテン・ジャズビッグバンド「熱帯JAZZ楽団」のパーカッショニスト兼リーダー兼プロデューサーとして活動。
また、多くのトップミュージシャンとのセッションやアルバム参加、国内・海外で公演を続けられています。

 

そんなカルロス先生に学ぶのは、「リーダー力」!
先生のこれまでの音楽活動を映像と音楽で紹介され、学生からの質問に答える形でバンドリーダーとしての経験談が語られました。

講義というとかしこまったイメージがありますが、ポピュラー音楽コースの先生も学生もとても気さくで、講義というよりトークショーのような雰囲気を感じました。
先生のジョークに学生たちから笑いが沸いたり、パフォーマンスに拍手が起こったり、終始楽しい空気が流れていました。
勿論、先生が話されることはどれもとても貴重な話で、私も思わず話の内容を沢山メモしてしまいました!


授業の最後に先生から学生たちへ送られた言葉がとても印象的です。

「君たちは恵まれた環境にいる。もっと過酷なところから這い上がってくる人も沢山いる。本気になって音楽と向き合え。
そして、大事なのは“根拠のない自信”を持つこと。そしてその自信には根拠がないということを意識しておくこと。」

この言葉は、音楽に限らず他の分野を学ぶ芸大生たちにも言える言葉なのではないでしょうか。
カルロス先生のアツい特別講義でした!!

投稿:島田(OUA-TV)