2013年9月3日

芸大発行漫画誌「ストレンジャー・ソレント」創刊!!

大阪芸術大学が誇る漫画雑誌と言えば、小池書院が出版している「大学漫画」。
キャラクター造形学科が開設された2005年から年に数巻ずつ、現在22号まで刊行されています。
オープンキャンパスなどの行事でも配布されていますので、芸大生のみなさんなら知らない人はいませんよね!

 

さて、そんな中、大阪芸術大学と小池書院から新たな漫画誌が創刊されたのをご存知でしょうか?!
その名も「ストレンジャー・ソレント」。
キャラクター造形学科初代学科長の小池一夫先生が編集長を務められ、昨日(9月2日)から全国の書店・コンビニで発売されています。
「若手育成のためのフィールドとして、幅広く新鋭の作品を掲載し、漫画界に新風を吹き込みたい」との小池先生の思いが込められた漫画誌です。

私も早速、実物を入手しました!

巻頭を飾るのは、世界的なイラストレーター・天野喜孝さんと小池先生がタッグを組むヴィジュアル・ストーリー、「帰れソレントへ ―「ZAN」より―」。
青い目のサムライが、戦国前夜の日本を舞台に、望郷の想いを胸に、戦い続ける物語です。
また、キャラクター造形学科卒業生(Q08生)の嶋本剛世さん(ペンネーム:Gousei)をはじめ、新鋭の漫画作品が数多く掲載されています。

嶋本さんの作品のタイトルは「剛改!濃い顔学園」。
その名の通り、インパクト大な濃ゆーいタッチのキャラクターたちが沢山登場します!

今回、嶋本さんにお話を伺うことができました!


>>どんな作品なんですか?

偶然、女子高生が互いのソフトクリームの味の濃さについて話しているのを見て、「濃さで張り合うっていいんじゃないか」と思い付いたのがきっかけです。
ギャグ漫画なのですが、ギャグはセリフにだけでなく、単語や人名にも取り入れました。実は、人名などはこの話の伏線にもなっています。
それから、絵の方は自分なりにかなり濃く描いたつもりなので、好き嫌いが分かれると思います。
でも、そんな濃いキャラクターたちに共感したり好感を持ってもらい、少しでも多くの方が笑顔になってくれたらと思いながら描きました。

>>掲載されたことについて、また今後の意気込みは?
掲載して頂いたことについて、関係者の皆様に本当に“感謝!”しています。
本当にありがとうございました。
読んだ人がみんな笑顔になるような、偶然一緒に読んだ二人が結婚しちゃうような、そんな素敵な漫画をこれからたくさん描いていきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。

 

私も勿論読ませて頂きましたが、本当に言葉一つひとつに嶋本さんの細かな拘りを感じました!
読めば読む程味の出る、クセになっちゃうギャグ漫画です。

みなさんも是非、実際に店頭で手に取ってご覧ください!

 

誌名 ストレンジャー・ソレント 10月号
 刊行 隔月刊(奇数月1日発売)
 判型 B5判、272P、中とじ
 発行 大阪芸術大学
 発売 小池書院
 発売日 2013年9月2日

投稿:島田(OUA-TV)