2009年9月11日

舞台芸術学科 第16回定期公演

 

大阪公演の様子 

 舞台芸術学科 第16回定期公演(大阪公演)が7月22日(水)・23日(木)に無事終了しました。

 
 昨年度の『日陰でも110度』に引き続き、本年度は、日本ではこれまで未上演であったブロードウェイ・ミュージカル『アレグロ』の上演となりました。
練習の成果を存分に発揮しました!!

 9月16日(水)には、東京公演を東京国際フォーラムにて行ないます。 

 
 今回は、舞台芸術学科定期公演について、これまで学生たちの指導をされてきた舞台芸術学科・浜畑学科長に伺いました。

 


裏方も学生が携わっています!!
 学外公演が始まってから16年目となりました。舞台芸術学科は大変忙しいところで、教師も学生も授業の他に常に何らかの発表や公演に追われています。
 
 最初は学内の教室での発表に始まり、小さいながら実験的な発表が出来る20号ホールでの公演、そして学科に付属する芸術劇場の舞台も使って腕を磨いて行きます。その他に「氷山ルリの大航海」「御時幻影」のような大阪芸術大学グループ(学校法人塚本学院)制作の舞台もあるのです。
 本番前ですがリラックスムード!!

 そして、2回生の後半からは学外公演に向かって準備が始まります。仲間の学生やご家族しか見られない学内公演と違って、プロが仕事をしている外部の劇場で、しかも一般のお客様にも見ていただく舞台を3回生全員で作るのです。
 

 舞台関係者と言うのは劇場に来られたお客様に育てられるもので、それは出演する側も裏で支えるスタッフ側も古今東西変らないことでしょう。学外公演も例外ではなく、稽古の始まりはまだまだ拙い水準なのに、実際に公演の舞台を踏んだ途端に急成長するのです。「良きチャンスに勝る教師はいない」と、私がいつも言っているのはこのことです。

東京公演に是非お越しください!!
 演出家の勝田安彦先生にお願いをして、昨年は「日陰でも110度」を上演。今年もロジャーズ・ハマースタイン作品「アレグロ」を上演。大学生が2年連続で本邦初演という嬉しい結果となりました。

 舞台照明、舞台音響効果、舞台美術、演技演出、ミュージカル、舞踊の6コース約150名が力を合わせての舞台創り。技術的には大学生の域を出てはおりませんが、全員が真剣勝負をする情熱こそ、舞台芸術学科の誇りとするものです。

 「アレグロ」を厳しさと共に温かい眼でご覧頂ければ幸いでございます。
                                               大阪芸術大学舞台芸術学科 学科長 浜畑 賢吉
 


日本では今回が初演となります!!
 舞台芸術学科 第16回定期公演 『Allegro』
  音楽/リチャード・ロジャーズ
  台本・詞/オスカー・ハマースタイン2世
  翻訳・訳詞・演出/勝田安彦
  芸術監督/浜畑賢吉

 一人の医師(ジョーゼフ・テイラー・ジュニア)の半生を描く。
 忘れてしまいがちな若き日の夢や理想、そして社会への責任。
 その大切さを、美しく楽しい音楽に乗せて訴えていきます。
 日本では今回の公演が初演となります。
 是非会場までお越しください。

150名の情熱が結集!!

 東京国際フォーラム(Cホール)
  2009年9月16日(水)18:30~
  入場料(全自由席) 前売/1,500円 当日/2,000円
  大阪コンサート協会 TEL:06-6762-2204

  投稿者:教務課