2008年6月3日

それでも町は廻っている

全国各地で行われている進学説明会に参加するため、このところ新幹線などを使って長距離を移動することが多くなっています。本日は、石川県音楽堂で開かれる進学相談会参加のためサンダーバードに乗って金沢までやってきました。
石川県立音楽堂
このように移動する場合などの車内で本を読んだり・資料に目を通したり、いわゆる情報を「インプット」する場合と、報告書を作成したり日頃考えていることを整理してまとめて書き留めたりする「アウトプット」の場合があるとすると、忙しい人ほど「アウトプット」して時間を使う方が効率的なのだそうです。(随分以前に見たテレビ番組での情報ですので間違っているかもしれませんが・・・)。出張のときなどはいつもその番組のことを思い出します。

でも、日頃なかなか読めなくて「読みたい、読みたい」と思いが募るばかりの本があるときは読んじゃいますよね。そう、今回も読んじゃいました。といってもマンガなのですが。とある職員の方にすすめてもらった「それでも町は廻っている」(作著 石黒正数、少年画報社)です。通称「それ町」。石黒正数さんはデザイン学科のご出身で、在学中はマンガ研究会にも所属されていたそうです。
それでも町は廻っている 作著・石黒正数
お話は女子高生探偵に憧れるチョー天然少女・嵐山歩鳥が主人公で、下町にある商店街の中のメイド喫茶が舞台です。なぜか店主はお婆さんなのです。学校の友人や先生、店をサボってはこのメイド喫茶で時間を過ごす他の店の店主たち。町全体の家族のような関係性がなんともホンワカしています。エピソードごとに必ず「オチ」があって、素人ながら「良く構成されているなー」って感じます。

特に第2巻に収められている「それでも町は廻っている」というエピソード(13話、14話)は、このマンガのタイトルにもなっているだけあってこれぞ石黒ワールドという感じがしました。歩鳥が下校途中に交通事故に遭って、その後歩鳥が経験する「あの世」が描かれています。なんとも不思議な世界です。また「穴」(18話)というエピソードもそうですが、突然SF路線に転換する感じをうまく下町の世界に溶け込ませているところが石黒ワールドの真骨頂なのかもしれません。
それでも町は廻っている 作著・石黒正数
石黒さんが子供の頃初めて買ってもらったマンガは「ドラえもん」、好きな小説のジャンルはミステリとホラー、影響を受けたアニメは「AKIRA」なのだそうです。それを聞いてなんかミョーに納得してしまいます。ご参考に石黒さんのインタビュー記事が第11回文化庁メディア芸術祭のホームページに掲載されています。

それでも町は廻っている」は3月に出来上がった最新巻を含めて現在4巻が発売されています。4巻まとめて一気に読むと2時間ぐらいかなぁ。新大阪→広島の新幹線の車内でちょうどいいぐらいでしょうか?(またインプットするんかいっ!←ツッコミ)
そう、次の日曜日には広島国際会議場で大阪芸術大学グループの進学説明会・相談会が行われます。同時開催で「教育懇談会」も行われます。進学希望の方、在校生の保護者の皆様、是非足をお運びください。
説明会相談会

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