映像学科の卒業制作展「DAIGEI FILM AWARD 2009 in HEP!」に昨日行ってきました。受付で聞いてみると、あいにくの雨と金曜日ということもあってお客さんは少なめ、とのことでしたが、満席とはいかないまでもたくさんの来場者がありました。 スクリーミング・マッド・ジョージ先生は大阪芸術大学で授業をご担当されるようになってもう4年。2年前は70人ものクラスで特殊美術を指導されていたそうで、その大所帯では思うような授業の進度が見込めなかったそうです。次の2年生は30人程度の人数に限定し、より細かなところまで指導できるような体制を計画されているそうです。 特殊美術の世界を学んでいくにはパペットを使うのが最も合理的だと先生はおっしゃっていました。造形、型取り、動きこの3つを経験することが特殊美術には必須だからです。そしてブルースクリーンの前で撮影し、映像を合成して作品に仕上げていくという工程です。今後はアニメーションのクラスとの連動も考えているのだとか。 最後は先生の最新作「BOY IN THE BOX」の予告編が上映され、今後スクリーミング・マッド・ジョージ先生が確立していきと考えられている「サイコフィクション」というジャンルのお話がありました。「サイコミステリー」でもなく、単なる「ホラー」でもない新しいジャンルです。精神分析学的な人間の内面だけを描いたシュール。コメディタッチでしたが、スゴイ映像でした。 ●SMGFX.JAPANスクリーミング・マッド・ジョージ オフィシャルウェブサイト ●DAIGEI FILM AWARD 2009 in HEP! |