放送学科の2年生が入試課を訪ねてきてくれました。聞けば授業の中でドキュメンタリー番組の制作をするとのこと。その題材に「大阪芸術大学ブログ」を取り上げたいというのです。ブログの取材、の取材、というわけです。
こんなに地味なブログ制作の作業がドキュメンタリーとして本当に成立するのかなぁ?取材を受けるか、受けないか迷いました。裏側の作業はずっと秘密にしておきたい、そんな気持ち半分。認知度を上げることに貢献してくれるならありがたいっ!と思う気持ち半分。丁寧に相談に来てくれたこと、ましてや授業の一環なので協力はしてあげたいし・・・。どうしよう?
企画意図を書面で頂き、ドキュメンタリーの肝、その「落としどころ」を確認しました。『・・・視聴者にこのブログに興味をもってもらい幅広く学校を知ってもらえればよいと思う』とありました。こうなると入試課としては協力しないわけにはいきません。ちゃんとカット割を確認して、できれば顔はこっち側の角度から撮影お願いします・・・、なぁんて。 ここで考えました。この「ブログの取材の取材」・・・を取材して、記事にしよう! ・・・というわけでこのブログを書いています。
その後、仕事をしているとなんとなく入試課の外から視線を感じます。ガラスの扉の向こうから既に撮影は始まっていました。森本泰史さん、堀香菜子さん、田村和也さんの3人がカメラを持ってやってきました。まず、ホワイトボードに書かれたブログ制作メモの撮影から始まって、ネタ探しの様子、体育館ギャラリーの取材などカメラが私を追っかけてきます。私はもともと歩くのが早い上に、恥ずかしいので更に加速。自分でもなんとなく「わざとらしいなぁ」と思えるしぐさ満載で撮影は進んでいきました。
途中、インタビューが予定されていました。「ブログ制作を通じ芸大生はどのように見えているか?」という質問は難しかったです。でも撮影が終わってから、あれも話せばよかった、これも話せばよかったと、整理のできていなかったコメントについて一人、反省会をしました。
インタビューの中で「苦労は?」というのもありました。「苦労はやはりネタ探しですかねぇ・・・」。 ブログの運営が始まり、早9ヶ月。「毎日更新」が→「ほぼ毎日更新」となり、楽しみにしていただいている方には失礼しております。雨上がりには、芝生広場に小さなキノコが生えること。あの日取材したタケノコ、どこまで大きくなったかなぁ?そんな小さなネタもあれば、在校生が行うさまざまな活動など芸大の日常はネタで溢れています。本来、ネタ探しには苦労はないはずなんですが、あぁ、あんな風にコメントしちゃった・・・。
残念ながらブログの取材ができなかったイベントを後から知ったときは結構ダメージがあります。もっともっと身近に大学を感じてもらうことがこのブログの目的ですから、できる限り続けて更新してきたいです。各学科に特派員さんがいればいいな、と思うこのごろです。 今後も変わらずのご愛読、よろしくお願いいたします。(ブログ開設 祝・9ヶ月!!)
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