西長堀にあるstudio Jで、3月1日(土)?22日(土)「Meeting」苅谷昌江展が開催されました。苅谷さんは、本学美術学科平面コースの2001年度学長賞を受賞されています。その後、京都市立芸術大学大学院の油画専攻に進学されました。 Meeting 苅谷 昌江展 studio J 苅谷 昌江 HP |
西長堀にあるstudio Jで、3月1日(土)?22日(土)「Meeting」苅谷昌江展が開催されました。苅谷さんは、本学美術学科平面コースの2001年度学長賞を受賞されています。その後、京都市立芸術大学大学院の油画専攻に進学されました。 Meeting 苅谷 昌江展 studio J 苅谷 昌江 HP |
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西天満のGallery wks.で、3月15日(土)まで開催中の「OVER OVER 赤土浩介展 ?SHAKUDO kosuke exhibition?」に行ってきました。 1975年生まれの赤土さんは短期大学部デザイン美術学科から本学・美術学科に編入した後、大学院芸術制作研究科を2000年に修了されました。その後、短期大学部の副手をしながら本学・通信教育部で教員免許を取得し、2005年からは、同志社国際中学高等学校で美術の非常勤講師を務めておられます。 今回の展覧会は、タイトルを「OVER OVER」に決めたところからスタートしたそうです。「OVER OVER」に込められた思いを赤土さんは熱く語ってくれました。 赤土さんの世界には、不思議な魅力があります。見る度に絵の印象が変わる気がします。近くで見たとき、遠くから見たとき、また見る角度によって、新たな発見もあったりします。最初は、シンボリックに感じる☆型や淡くきれいな色彩に目が奪われがちですが、じっくり見ていると色んな形や色を重ねた深い色彩が心に沁み込んで来ます。見ていてあきない、見ているほどにだんだん愛着が湧いてきて好きになる。そんな魅力の作品たちです。
アクリル絵具で色を重ねた上にパステルで自由に描かれたライン、そのせいもあってか「とても楽しく自由に描かれている印象を受けます。まるで、自分探しをしながら描いているような・・・」そんな感想も聞こえてきました。「カッコイイ!」と言っていた若者もいました。 赤土さんは、短期大学部のときは平面を、本学美術学科・大学院時代は立体やインスタレーションでの発表を行っておられました。その後、また平面での制作を始められたことについて、その思いを聞いてみました。
Gallery wksは、西天満のマンションの11階にありますが、部屋を出ると右側からはHEPFIVEの赤い観覧車が見え、左側からは中央公会堂を眺めることができます。そんな景色も楽しみながら是非、皆さんもOVER OVER赤土浩介展に足を運び、赤土さんの暖かくも不思議な世界観をじっくり堪能してください。 OVER OVER 赤土浩介展 Gallery wks. |
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先日、2月21日付けのブログでお伝えしたように 1月に開廊したYOD Galleryでは、開廊第2弾として、「町田夏生展 ?《乙女》の衝動?」が開催されています。(2005年大学院芸術制作研究科修了) まずYOD Galleryに近付くと、外壁に大きくかたどられた幅4m近くの壁画に驚くと同時に惹きつけられます。ガラスの扉からは、ギャラリー内にそれ以上に大きく壁一面に広がる乙女たちが垣間見えます。通りすがりの見ず知らずの人々も老若男女、思わず扉を開けて入らずにはいられない、そんな衝動にも駆られます。それが、第一のねらいだと町田さんは話してくれました。現代美術が、一般の人々にとって遠い存在なのではなくて、本当に色々なより多くの人たちに見て欲しい。そんな思いもあるそうです。 一旦、扉を開けて中に入るとそこはまるで別世界、乙女たちの住み処です。同じ乙女は一人もいない、似て非なるそれぞれ個性豊かで耽美なまでに魅力的な乙女たちです。乙女たちはこの空間に確実に息づいています。愛を、夢を、そして憧れを自分のものにしようと命懸けです。油断しているとあなたの心も食べられてしまうかもしれませんよ。 町田さんは、大阪芸術大学の美術学科のときも大学院のときも学科を越えて色々な人たちと交流を持ち、一緒に展覧会を企画するなど、幅広い活動を繰り広げていたそうです。建築学科に面白い先生がおられると聞けば、ドンドンと研究室のドアを叩いてはじめましてと訪ねて行く、それは、時に芸術計画学科の学生さんであったり、映像学科の院生さんだったり・・・。ありとあらゆる分野の才能たちとコラボレーションすることで、色々な感性を磨いて行ったようです。とにかく、展覧会をすることが勉強になると語っていました。まさに総合芸術たるべき芸大ならではの醍醐味です。キャンパスのあらゆる場所を有機的空間として捉えて数多くの展示を行い、芸大の利点を最大限に生かしたことで、学生時代にまったく悔いはないと爽快に笑ってくれました。 とてもきれいな色合いで描かれた乙女たちに染めの手法に通じるものを感じました。町田さんにお聞きしたら、図書館で古代文様や染色の本が気に入ってよく見ていたところ、就職課の求人票で友禅染めの会社を見つけたので、就職して、1年半程働いていたそうです。その経験を基に染めの手法を生かしつつ、それを崩して独特の美しい世界観を築いています。 是非、足を運んで溢れんばかりの《乙女》の衝動を体感してください。誰の心の中にも《乙女》の心はあるはずです。 町田夏生展 ?《乙女》の衝動? YOD Gallery |
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昨日、大阪市北区のBodaiju Caféで行われたアートフェスタ2008に行って来ました。 砂絵アーティストやアクセサリー作家、書画家など本当にたくさんのジャンルのアーティストの作品で店内は溢れていました。 そんな中に大阪芸術大学の在校生も2人参加していました。二人とも工芸学科でテキスタイル・染織を学んでいる宮本さんと安井さん。普段、大学の課題で制作している作品とは全く違う作風で活動されています。お二人とも一度見たら忘れられないインパクトがある作品を生み出す注目の在校生です。 またこのカフェにFUNKY802digmeoutオーディションの通過者yumさんもお二人の応援に来られていました。yumさんも大阪芸術大学出身のアーティストで在学中はお二人と同じテキスタイルを専攻されていた方です。 また今年度、ZAnPonさんやyumさん、このイベントに参加された宮本君、安井さんなどなどテキスタイル専攻の縦糸で繋がったアーティストが一同に参加するカッコイイ展覧会が学内で開催される予定です。非常に楽しみです。 また美術学科絵画コースの卒業生、潤inoueさんも参加されていたこのイベント。様々なジャンルの横のつながりと、OB・OGとの縦のつながりをはぐくむことができる素敵なイベントでした。 お後がよろしいようで・・・。 |
大学院芸術研究科版画専攻の村上美智子さんが3月の修了を目前にし、西天満のギャラリー白で、『村上美智子展』(2月4日?9日)を開催しました。 短期大学部デザイン美術学科から本学・美術学科の版画コースに編入した後、大学院に進んだ村上さん。この時期に個展を開催した理由は、短大時代から大学院修了目前の今日に至るまでの代表作品を網羅的に並べることによって、学生時代の作品群に一つの区切りを付けたかったとのことです。 「ブチッ!モグモグ」や「今ココニアル真実」等、銅版画(エッチング、アクアチント)による21点の作品からは、それぞれ一枚の絵の中に色々な物語を読み取ることができます。暖かさと優しさの中にリアルな視点があって、奥の深さを感じました。ユーモアと風刺が共存する作品群は、どこか村上さんのキャラクターに通じるかもしれません。村上ワールドに出会えた、とても楽しい展覧会でした。 村上さん曰く、「学外で個展を開催することによって、授業でかかわった美術学科の1年生たちや先生方が足を運んでくださったのも嬉しいことでしたが、一般の方々にも数多く見ていただき、色々な感想や批評をいただけたことも大変勉強になりました。」 展示作品の中には海外の公募展に応募している作品もあり、また、会場で販売していた銅版画によるエコバッグにもオファーがあるなど、今後の活動にも注目して行きたいと思っています。 ギャラリー白 |