2013年1月1日

あけましておめでとうございます!

新年明けましておめでとうございます!


いよいよ2013年!みなさんの今年の目標はなんですか??
私の今年の目標は・・・「手で文字を書く」!
学生時代はノートをとったり字を書くことが多かったのですが、最近では携帯電話やパソコンで文章を打つことが多くなりました。
いつも機械の変換に頼っていると、とっさに漢字が思い出せないことが・・・!
今年はそれをどうにか改善するために手書きを心がけたいと思っています!!

もちろん芸大ブログも(打つのはパソコンですが(^v^;)笑)皆さんに興味を持っていただけるような面白い記事を書けるように頑張ります!
2013年は芸大でどんな新発見ができるでしょうか?私も今から楽しみです♪
今年もどうぞ宜しくお願いします!!

それでは、今年も皆さんにとって素敵な一年になりますように!

 

投稿:山口(OUA-TV)


2012年12月28日

菅原二郎展 現代彫刻美術館(東京)

DSCF2784.JPG今回の菅原先生の作品は、私達が経験している彫刻作品とは少し異なるように感じます。

まず、現在の石彫作品の場合、素材の特徴を重要視するために石の表面に着色しません。
近年の菅原先生の作品も着色はされていなかったと思います。しかし、今回の展覧会では際立った色彩や金箔などを使い、彫刻に色彩を関連付けていました。

DSCF2768.JPG一般的な彫刻作品の鑑賞方法は作品の周りを巡りながら、彫刻の表面を辿り体験します。しかし、今回の作品は、そのような鑑賞方法で作品を体験すると作品の表面を辿るというより、内に彫られた形が視点の移動とともに交差するように現れ変化し、また、内部のイメージとその後ろにある風景との関連も作品の要素として見えてきます。
今回の作品では、いままでの彫刻鑑賞と違った経験であったと思います。

DSCF2771.JPG作品の内部は、有機的な球体がお互い連結しあい構成されています。人体の細胞や脳のシナプス、星団などを連想する事ができます。
作品の外部部分は着色され内空間は素材の色がそのまま表れています。
彫刻内部を空洞化させることにより、背後にある現実空間とも繋がります。
また、作品が直方体に切り取られていることで、この彫刻作品はどこかの一部から切り取られ、ここに置かれたように感じられます。

 

DSCF2780.JPGこのような作品が生まれた起因について、先生と会場でお話しをする事ができました。

彫刻の素材である石は、その産地からから切り出します。それは運搬や経済的諸々の理由から、人工的に直方体で切り取られ、アーティストのもとへ運ばれてきます。
多くのアーティストは、その直方体は自らのイメージを掘り出すための便宜上の形として扱います。

DSCF2783.JPGしかし先生は、直方体で切り取られた素材が基底の形とし、さらにそこを作品のコンセプトに置きイメージと制作を行っていると感じることができました。彫刻作品内部は曲線でできた有機的形態を見せながら、しかし作品の基本は縦横高さの3次元幾何学形態が優先された構造です。

作品を見ていると、直方体の石の中に球体の組織があり、表面と内部が反転すると直方体のフレームを超え、球体組織は無限の広がりへ展開していく様子が想像されます。

報告 加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室

 


2012年12月26日

今年もお疲れ様でした!!

こんにちは!
クリスマスが終わって一転、街中は年末モードに早変わり。みなさんはもう大掃除など済ませましたか?
掃除ってやり始めると夢中になってしまって、気づいたら夜になっていますよね。
まあ、大体は物を取り出しては眺めてしまって、なかなか進まないのですが…(笑)。
2012年もあっという間でした!
いつもブログを読んでくださっている皆さん、今年もありがとうございました!!
私は今年4月からこのブログの担当をさせていただきましたが、8か月前に書いた記事がついこの間のことのよう…。
何か少しでも「へぇーそんなこともやってるんだ」「芸大って面白いな!」と思って頂けていたら幸いです。

大阪芸術大学グループ事務局は明日から一斉休暇に入ります。
年末年始もブログはすこーしずつ更新していきますので、是非チェックしてみてくださいね!
来年も気合を入れて取材していきたいと思いますので楽しみにお待ちください!!
それではみなさん、よいお年を!!^v^)

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投稿:山口(OUA-TV)


2012年12月25日

GEIKEI×KOUGEI

1225candle1.JPGMerry X‘mas
みなさんのところにはサンタクロース、来ましたか?
私は去年引っ越しした時にサンタさんに新しい住所を知らせ忘れたので、残念ながら今年は来てくれませんでした(もういい子という年じゃないからですかね?)。

大阪芸術大学では先週、クリスマスシーズンにぴったりの素敵な展示会が行われていました!
その名も「Candle Shade Exhibition2012」。
この展示会は工芸学科と芸術計画学科がコラボレーションして実現したものです。

1225candle2.jpg11号館1階で行われたこの展示会は、夕方から実際に蝋燭を灯していたので、その優しい明かりに惹かれて観覧した方も多いのでは?
この展示会は、制作した作品を多くの方に見ていただきたいということで、学生と教授陣が協力して企画したものだそうです。

1225candle3.jpg展示計画はすべて芸術計画学科の学生が、作品は工芸学科の2年生から4年生、大学院の学生たちが担当しています。
工芸学科では実際にキャンドルシェードを作る実習があるそうで、キャンドルシェードから現れる影でモミの木をイメージした展示台には様々な模様が浮き出てとっても綺麗!
展示に関わった学生は、通りすがりの先生や職員も見に来てくれるのが嬉しいと話してくれました。

投稿:山口(OUA-TV)


2012年12月21日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

153tv000.jpgこんにちは!
12月はいろいろなイベントなどで目まぐるしく過ぎて、もう残りわずか!
本当にあっという間でした(@_@;)
2013年まであと○○日!なんていう文字も目にするようになって、やり残したことはないかと焦っているこの頃です。
芸大テレビの放送は、今年は今日で最後!次回の放送は2013年1月4日です!!

153tv001.jpgさて、今週の大阪芸大テレビは大阪市福島区にあるほたるまちキャンパスで開催された「第4回 高円宮殿下記念 根付コンペティション記念展」の話題からお伝えします!
皆さんは「根付」ってご存知ですか?根付とは、腰にさげる提物の紐の先端につけて帯にとめる小さな工芸品のことです。
この根付コンペティションは、世界有数の根付コレクターでもある高円宮殿下と、大阪芸術大学の客員教授でもある高円宮妃久子殿下を記念して、グループ校の学生を対象に2009年度に始まりました。
学生たちが制作した根付、いったいどんな作品が入賞したんでしょうか?お楽しみに!

153tv002.jpg続いては大阪芸術大学グループの学生や卒業生が制作した映像作品をお届けする、OUAシアターのコーナーです。
今回は映像学科3年生の授業で制作された、尾形龍一さん監督作品『hole in love』をお届けします!
『川口大吾は夢を追いかけるより今を楽しんでいる。金森由紀は将来のビジョンがあり、そのための努力を欠かさない。そんな反対の二人は、ひょんな出来事から知り合い、二人を隔てていた壁には思いもよらない事態が起き段々と距離を縮めていく…。』(messageVパンフレットより)

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜24時45分からサンテレビで放送中!
その他の局でも好評放送中です!皆さん是非ご覧下さい!!

<<オンエア情報>>
12月21日(金)
奈良テレビ放送 21:30から
サンテレビジョン 24:45から

12月22日(土)
テレビ和歌山 22:45から