2018年12月6日

映像学科卒業生 博史池畠さんによる特別講義!

12月5日(水)、映像学科卒業生でアニメーション監督 博史池畠さんによる特別講義が行われました。


池畠さんは、2006年「無敵看板娘」にて初演出。
2013年「ロボットガールズZ」で、テレビシリーズ初監督を務められました。
最近の作品では、「宇宙戦艦ティラミス」や「キラッと☆プリチャン」などが有名です!

硬派な絵柄で描かれた「宇宙戦艦ティラミス」は、「人類が宇宙へ進出した時代、二国家間で宇宙戦争が繰り広げられている」…という世界観。
しかし、一見シリアスなSF作品と思わせながら、実際は登場人物の奇行や日常を描いたギャグで、そのギャップに笑わずにはいられないんです!
「キラッとプリ☆チャン」は、「プリティーリズム」「プリパラ」に続くアーケードゲーム「プリティーシリーズ」第3弾のアニメ化。
動画サイト「プリ☆チャン」を通じてトップアイドルをめざすストーリーで、今女の子に大人気なんですよ!!


キャラクター造形学科1年生を対象にして行われた、今回の講義。

みなさんは、テレビアニメの監督演出の違いについて、ご存知ですか?
どちらも制作を指導・統括するのは同じなのですが、シリーズ全体を通してが監督、各話ごとに担当するのが演出になります。
演出は絵コンテを描くことも多いそうです。


「絵コンテを描く時、学生のみなさんはどのように作業されていますか?」と問われた池畠さん。
頭から1コマずつ、順番に描く方が多いかも知れません。
しかしこのやり方だと、完成がなかなか見えず、途中で断念する学生もいるそうです。

池畠さん流は、まずざっくりと下描きをして、セリフを全て入れてしまい、一旦ラストのコマまで描いてしまうのだそうです。
その後で絵の部分を描き込めば、完成させやすいのだとか!

池畠さんはタブレットを使って行うそうで、実際の作業の様子もちょこっとだけ見せてくださいました!!


授業の後半は質問タイム。
学生から池畠さんへ、はもちろんですが、池畠さんから学生へもたくさん質問が投げかけられました。
「監督になりたい人!」という質問には、まだ1年生だからか、なかなか自信を持って手を挙げられない学生たち。
すると池畠さんは、「目標は持った方がいい」と一言!
そして、大学の授業や課題のほかに、自主制作も勧められました。
自主制作をすれば全体のノウハウがわかりますし、自分の作品を色んな人に見てもらうことができます。
自分の認識と世間の認識の違いにも、気づくことができるとおっしゃっていましたよ!

行動力が成功につながる!」と熱いメッセージを送ってくださった池畠さん。

学生のみなさん、夢に向かって行動あるのみです!

 

投稿:島田(学生課)


2018年12月4日

エイズについて、知っていますか?

12月1日は「世界エイズデー」。
みなさんも学校で習ったことがあるかと思います。
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は、免疫に大変重要な細胞であるTリンパ球やマクロファージ(CD4陽性細胞)などに感染するウイルスです。
HIVに感染すると、これらの細胞が身体の中から徐々に減って、普段は感染しない病原体にも感染しやすくなり、さまざまな病気を発症します。
特定の病気が23個決められており、それらの1個以上を発症した状態をエイズ(後天性免疫不全症候群)と言います。 

世界では1981年、日本では1985年に初めてエイズ患者が報告されました。
2017年12月末現在、日本でHIV感染者19896人・エイズ患者8936人が報告されています。
その中で大阪府は、東京都に次いで全国2番目に多い報告数となっています。
 

大阪芸術大学では毎年、大阪府が定める「エイズ予防週間」の11月28日~12月4日に合わせて、キャンペーンを行っています。

今年は第一食堂前に、キャンペーンブースが設けられました。


今日4日(火)には、富田林保健所の方がお越しになり、アンケートクイズが実施されました。
 

私も、クイズにチャレンジしてきました!
○×クイズ形式で、例えば…

Q.HIVとエイズの意味は同じである?
Q.HIVに感染している人の血を吸った蚊に刺されたら、感染する?

などの設問がありました。


ブログ担当の結果は…
10問中、全問正解を達成!
(ちなみに上記の問題は両方とも×です!)

参加者には、ささやかなプレゼントが用意されていました。


エイズは有名な病気ですが、未だに偏見や差別がなくなりません。
まずは、正しい知識を身につけることが大切。
みなさんもエイズへの理解を深め、ぜひ来年のクイズでも全問正解をめざしてくださいね。

 

投稿:島田(学生課)