2017年11月15日

所蔵品展「イロ カタチ リズム-抽象的表現を楽しむ-」

11月も半ばになり、冷え込む日が多くなってきましたね。
私は昨夜、あまりにも手足が冷えるので、今季初めて暖房をつけてしまいました。
みなさん風邪など引いていませんか?暖かくして過ごしてくださいね。
 

さて、今日は所蔵品展のお知らせ!!
現在、芸術情報センター1階展示ホールでは、大阪芸術大学所蔵品展「イロ カタチ リズム-抽象的表現を楽しむ-を開催しています♪


今回の所蔵品展では、本学に所蔵されているさまざまな作品・資料の中から、色彩や形、線、面をモチーフにした抽象的表現の作品が集められています!
全部で40点の作品が展示されていますが、そのうち24点は、本学の元教員・現教員の作品です。

美術学科長をつとめられていた泉茂先生や、浪速短期大学(現:大阪芸術大学短期大学部)にデザイン美術科ができて間もない頃からデザイン教育に貢献してくださっていた早川良雄先生、浪速短期大学デザイン美術科から、本学美術学科、芸術計画学科教授、学科長などを歴任された田中健三先生、

 

浪速短期大学、大阪美術学校(現:大阪美術専門学校)、そして大阪芸術大学と、グループ各校で教鞭をとられた森泰先生、1969年から85年まで本学で教鞭をとられた、日本の抽象絵画を代表する津髙和一先生。

 

大阪美術専門学校校長 横溝秀実先生の作品は、所蔵品展で展示されるのは初だそうです!!とても迫力がありました。

 

美術学科教授で版画を教えてくださっている坪田政彦先生は、本学の卒業生でもいらっしゃいます!


そして、28歳で浪速芸術大学(現:大阪芸術大学)設立に参画され、大学院制作研究科長、美術学科長などを歴任された持田総章先生、短大デザイン美術学科長でいらっしゃった大高猛先生の作品が展示されています。

 

また、教員以外の作品も、有名な作家の作品ばかり。

 

こちらの作品を手がけたサム・フランシスさんは、アメリカの画家で、20世紀の抽象表現を代表する作家です!!
水墨画のような”にじみ”や”ハネ”で表現された、色鮮やかな画風が目を引きますね。


抽象的な作品というと、なんだか難しく捉えられがちですが、そのイロカタチ、そして反復して表現されているリズムに注目して見てみるだけで、とても楽しめますよ!!
さらに、過去にこういう教授がいらっしゃったんだなということや、これだけの有名な作家の作品が本学に所蔵されているんだなという発見もあり!
みなさん、ぜひお越しください!!


 

平成29年度 大阪芸術大学所蔵品展
「イロ カタチ リズム-抽象的表現を楽しむ-」

2017年11月13日(月)~21日(火)
11:00~18:30 ※19日(日)閉館
入場無料

★ギャラリートーク 18日(土)12:00~13:10

 

投稿:島田(企画広報部事務室)