今日は、大阪芸術大学図書館で行われた展示会を2つご紹介!
まずは、「tekubaデザイン展」の模様です。
tekubaとは、大阪芸術大学図書館をより利用しやすいものにするために学生たちが考案した、貸出の本を入れて運べるカバンのことです。
図書館サークル「Library design lab.」が企画して行っているもので、今回で2回目。
昨秋の1回目に展示された8点の作品のうち、アンケートで人気を得た4作品を改めて展示しています。
tekubaの実用化に向けた取り組みとして、今回の展示会で改めてアンケートを行います。
上位作品は、もしかしたら近いうち、図書館で利用できるようになるかも?とのこと!
もし実際に利用できるようになったら、「借りた本が今日のカバンに入らない…」「たくさん借りてしまって持ち帰りにくい…」という悩みが解決するかも知れません!
「Library design lab.」の学生たちが集まるのは、図書館4階の共同研究室。2年前に正式なサークルとして設立し、約20名の部員で活動中です。今回のtekuba企画以外にも、いろんな企業や団体とコラボレーションして、アートプロジェクトやワークショップ、展示会などを行っています。
この「tekubaデザイン展」、ポスターなどには5月30日(金)までの開催と書かれていますが、6月中も引き続き展示されます!
みなさんの投票で、tekubaの実現が決まるかも…?!
続いて、「図書館所蔵品展」の模様です。
所蔵品展は年に6回程、4階の展示スペースで開催されています。
普段は貴重資料として書庫に保管されている資料を、その時々のテーマに沿って公開しています。
先月行われていたのは、「五月 花・鳥・行事 -日本の古画に見る五月のイメージ-」。
春と夏、両方のイメージを持つ「五月」を、江戸時代以降の絵や版本の中に辿ってみようというものです。
私たちは当たり前のように四季の移り変わりの中に暮らしているので、普段は意識をせずにそれぞれの季節を受け入れているかも知れません。
この展示を見ると、今まで見過ごしていた「五月」という季節感を改めて感じることができました。
今回の展示は終了しましたが、これからもさまざまなテーマで開催されますので、みなさんもぜひ図書館へお立ち寄りください。
投稿:島田(OUA-TV)