2012年10月31日

ハッピーハロウィン!

haroui-nnppoigazou.gifトリックオアトリート!みなさんこんにちは。
少し前から街中の雑貨屋さんやパン屋さんなどがハロウィン仕様になっていましたが、今日は本番当日ですね!
可愛いカボチャや、オレンジや紫の装飾を見ているとワクワクしてきます。
もともとハロウィンはヨーロッパを起源とする死者の祭りや収穫祭、特にケルト人の収穫感謝祭が原型になっています。
ケルト人の一年の終わりは10月31日だそうで、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていました。
それらの霊や魔女から、自分が人間であることを隠すために仮面や動物の毛皮を被ったそうです。
そこから子どもたちがオバケや魔女に仮装して家々を巡り、「トリックオアトリート!(お菓子をくれなきゃ悪さをするよ!)」と唱える今の習慣になったようですね。
今日はGoogleの検索画面もハロウィン仕様でとってもかわいいので、興味を持った方は開いてみてください♪
(このカボチャのアニメーションは今期大阪芸大テレビのオープニング映像を担当しているエラボンくんが作ってくれました!)
 

2012fes.jpgさて、今週は大阪芸術大学でも一大イベント…そう、学園祭が開催されるんです!!
今年のテーマは『ココロスイッチ』。
2012年度の学園祭は、もう一度みんなに、あの好奇心に溢れてキラキラしていた頃を思い出してほしくて、"さまざまな好奇心を呼び起こす"という趣旨で、『ココロスイッチ』をテーマに開催するよ!(学園祭リーフレットより)
広告、凝ってますね!なんと組み立てると箱になるんですよ!おもちゃ箱をモチーフにしていて、とってもキュートです。
今年も学園祭はライブステージ、アート展覧会、特別講演会など盛りだくさん!!
手作り横丁では、ここでしか出会えないたった一つの作品を手に入れることもできるかも!?
ぜひ今年は大阪芸大の学園祭で、あなただけのココロスイッチを探してみてください!
詳しくは学園祭公式ホームページをチェック

2012年度大阪芸術大学学園祭

11/3 sat  10:00-18:00
11/4 sun 10:00-20:00

投稿:山口(OUA-TV)


2012年10月30日

京都アートフェスタ・アートダイブにキャラクター造形学科3回生が参加!

IMGP9892.JPG若手アーティスト約300名がみやこめっせ(京都市左京区)に集う第7回京都アートフェスタ・アートダイブが10月20日(土)と21日(日)の二日間行われました。
この催しは2009年から始まり、新進気鋭の若手アーティストによるさまざまなジャンルの作品が個々の展示ブースにおいて発表、展示、販売するイベントです。

今回のこのイベントにキャラクター造形学科3回生・hasya(P.N)さんが参加。hasyaさんのブースには自作のキャラクターをあしらったTシャツやエコバック、イラストなどが壁面に飾られ、漫画や自作のキャラクターのシールなどがテーブルいっぱい所狭しと並んでいました。
21号館101教室の展示スペースでは10月23日(火)から30日まで水をテーマにしたショッピングモールで起こった事件をテーマにイラスト、漫画、ゲームなどを展示する『MALL OF THEDEAD』(主催・21-101教室をキャラ造ギャラリーと呼ぶ会)が開催されます。

IMGP9893.JPGキャラクター造形学科2回生有志による今回の展示は壁面にタイムテーブルがあり、時間軸どおりにストーリーが展開仕組みになっています。またメインのストーリーから派生するサブストーリーも用意されているとか。飽きさせない工夫も見どころのひとつです。

また21号館101教室の展示スペースでは来月13日(火)から22日(木)まで『キャラクター造形学科副手展』も開催されます。授業と授業の空き時間やお昼休みに是非見に来てください。

投稿:林日出夫先生(キャラクター造形学科)


2012年10月29日

絹谷幸二特別展「絹谷幸二-豊饒なるイメージ-」

みなさんこんにちは。
季節もすっかり秋模様となり、朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたが体調を崩してしまってはいないでしょうか?
せっかくの「芸術の秋」に寝込んでしまってはもったいない。ということで、今日は芸術の秋にちなんだ話題をご紹介します。

奈良県立美術館では、大阪芸術大学の美術学科長であり藝術研究所所長でもある絹谷幸二先生による特別展「絹谷幸二-豊饒なるイメージ-」が10月20日から開催されています。
この特別展の見所は何と言っても絹谷先生の芸術の軌跡をたどった作品の数々です。今年は『古事記』編纂1300周年ということもあり、天孫降臨やヤマトタケルなど日本神話をモチーフにした作品が多く展示されております。
また、この特別展では大阪芸術大学グループの学生からポスターを公募しており、応募された計46点のポスターも全て展示されています。

さらに、奈良県立美術館では絹谷先生の特別展が開催されている期間中には、大阪芸術大学のサークルや有志団体によるイベントが多数行われます。絹谷先生の特別展をさらに盛り上げてくれる彼らのパフォーマンスは、一見の価値ありですよ。

絹谷先生特別展「絹谷幸二-豊潤なるイメージ-」は、12月16日まで開催されます。11号館2階の藝術研究所掲示板(パピルスメイトの向い側に設置されています)か、芸術情報センター5階の藝術研究所事務室にて招待券を無料配布しています。
今年の秋は奈良県立美術館でたっぷりと「芸術の秋」に触れてみてはいかがでしょうか?
 

kinitaniposter.JPG

絹谷幸二特別展「絹谷幸二-豊穣なるイメージ-」
開催期間:2012年10月20日(土)-12月16日(日)
(休館日/10月22日、11月19日・26日、12月3・10日)
 午前9時-午後5時(入館は閉館30分前まで)
 金・土曜夜間延長(午後7時まで、入館は閉館30分前まで)

奈良県立美術館 Nara Prefectural Museum of Art
奈良市登大路町10-6
TEL 0742-23-3968  FAX 0742-22-7032
テレフォンサービス 0742-23-1700
URL http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-11842.htm

主催:奈良県立美術館・NHK奈良放送局・毎日新聞社
後援:日本芸術院
特別協力:大阪芸術大学グループ

特別展期間中の学生パフォーマンス一覧(PDF)
 
お問合せ
〒585-8555
大阪府南河内郡河南町東山469
0721-93-1398
大阪芸術大学藝術研究所事務室(芸術情報センター5階)

投稿:大阪芸術大学藝術研究所


2012年10月26日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

145tv000.jpgみなさんこんにちは!
いよいよ今週日曜日は仙台にて女子駅伝部の全国大会!!
今まで頑張ってきた分をすべてを出し切って、悔いの残らない走りを見せて欲しいです!
直接応援に行けない方も、テレビの前でたくさん声援を送ってあげてくださいね!!

145tv001.jpgさて、今回まず初めは、大阪芸術大学とテレビ局がコラボレーションして制作したテレビドラマの制作記者発表の模様からお送りします!
今回で8回目となる「産学協同ドラマ」。毎回大学とテレビ局がタッグを組み、映像学科が中心となって制作しています。
今年の作品は、大阪芸術大学も特別協賛している「高校・中学校 軽音楽系クラブコンテストWe are Sneaker Ages」を題材に、音楽を通して若者が友情や信頼を手に入れ成長する青春ドラマを描きます!
ドラマの撮影風景など貴重な映像をお見逃しなく!

145tv002.jpgさて、続いては大阪芸術大学グループの学生や卒業生が制作した映像作品をお届けする、OUAシアターのコーナーです。
今回は、昨年度制作された作品の中から、鮫島亮さん監督作品、『ミツメルモノ』をご紹介します!
なんとも不思議な気分になる作品です。是非ご覧ください!!

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜12時45分からサンテレビで放送中!
その他の局でも好評放送中です!皆さん是非ご覧下さい!!

<<オンエア情報>>
10月26日(金)
奈良テレビ放送 21:30から
サンテレビジョン 24:45から

10月27日(土)
テレビ和歌山 22:45から


2012年10月25日

アートストリームへの誘い  宮本たくる編

こんにちは。アートストリーム2012が、10月26日(金)から28日(日)AM10:00からPM8:00(最終日PM5:00)大丸心斎橋店北館14階イベントホールで開催されます!
皆さんは、アートストリームをご存じですか?知らなかったという方のために少しご紹介させていただきます。

1025artst000.jpgアートストリームとは、関西を中心に活動をしている若手アーティスト、クリエーターに作品発表の場所を提供し、様々な出会いの中で、活動の一歩を踏み出すチャンスをつかむ仕組みを作る事を目的に2003年にスタートしたオリジナルアート作品限定のアートマーケットです。(アートストリーム2012 HPより)
http://www.n-a.jp/artstream/index.html
各賞も選出されますが、アートストリーム・アワード2011年度は、審査員の総意で選出する【審査員賞(大賞・奨励賞)】、提供各社がそれぞれの視点で選ぶ【企業・ギャラリー賞】、企業とアーティストを結ぶ【デザイン・オファー賞】が授与されました。
大賞は、本学卒業生のアストロ温泉でした!アストロ温泉さんは、学生時代から大活躍で、2008年には、Lマガジン賞:アストロ温泉 (発明風グッズ)を受賞、2009年には、大阪芸術大学賞: アストロ温泉スズキ(発明風アート)を受賞されています。そして、2011年は、大賞!と着実にステップアップを重ねておられます。   
大阪芸大ブログ アストロ温泉
http://geidai-blog.jp/2011/10/post_717.html

1025artst004.jpgそして、奨励賞は、ミロコマチコ、ケント・マエダヴィッチ、宮本たくる、タクマキミの4名が受賞されました。その中で、今回は、本学卒業生の宮本たくるさん(工芸学科テキスタイル染織コース2009年卒業)とその作品に注目したいと思います!
さっそく、宮本たくるさんに奨励賞受賞作品「フィルター」についてお伺いしました。
「鹿の礫死体を描いた紙を破き、修復するようにセロハンテープで封をする。その上から私自身を表現する、私特有の作風を乗せる事で『私』というフィルターを介して鹿を見る事になる。このフィルターは一見、『木の根っこ』のようにも見え、それは私が今まで生きて来た中で根付いた、考え方の土台を現すものでもある。そして見方を変えると『手』のようにも見える。これは動物の命を人間の手で奪うイメージである。作品を一度破き、手軽に手に入るセロハンテープで修復するこの行為は、命の捉え方の軽さを表現している。」
立体作品「存在」は、鹿の立体作品を制作し、その造形にも彩色されていました。平面作品「フィルター」と対比し、まさに、そこから抜け出して来たかのような存在感を発していました。

 

1025artst003.jpg宮本たくるさんは、2010年、個展『あまやどり』(アートカクテル:大阪)開催の他、学生時代から今日に至るまで、グループ展やアートイベントに精力的に参加し、研鑚を積んで来られました。その成果が、奨励賞という結果につながり、学生時代から応援を続けている者として、とても嬉しく思いました!ちなみに、2008年には、福井県小浜市「命のかたち展」入選。2011年には、福岡県Tokay Gecko Award2011 5位入選を果たしておられます。
そして、2012年には、柏原ビエンナーレ(大阪府柏原市サテライト会場)、グループ展「MINOH BAUHAUS」(三英美術:大阪)に参加されています。

 

1025artst002.jpgその中で、「MINOH BAUHAUS」に出展された「haku」(2012年制作)を写真でご紹介します。
さて、作品の次には、宮本たくるさんの人となりをご紹介するために少し、お話をお伺いしました。

●学生時代の一番の思い出は何ですか?
「先輩達と一緒にしたグループ展です。沢山の学科の方々との交流は、私に新しい概念を与えてくれました。4回生の時に、先輩達に会っていなかったら今の私はきっといなかったと思います。」
2008年グループ展「テキサヘドロン」(本学体育館ギャラリー)/「展Factory」
http://geidai-blog.jp/2008/09/29/
http://geidai-blog.jp/2008/09/18/

 

1025artst001.jpg●学生さんたちに向けて、学生時代にやっておけば良いと思う事を教えてください。
「卒業しても制作をし続けようと考えている人は、今のうちに沢山の素材や技法に触れておいた方がいいと思います。卒業してからは、時間がなく、新しい事をするにもお金がかかってしまいます。学生の間にオリジナリティを見つけるのではなく、オリジナリティを生み出す為に、学生時代に経験を積んで、それを掛算する事により、経験を積んだその人にしか作れない作品が出来ると思います。」

 

宮本たくるさんは、アートストリーム2012にも2011アワード受賞者招待アーティストとして、出展されます。
●今回の作品について、語ってください。
「現在(いま)の作品のテーマ、それは『無意味』です。無意味である事に意味をもって制作をしています。そしてそれこそが芸術の本質だと私は考えています。」
どんな作品が出展されるのか、とても楽しみです!皆さん、宮本たくるさんの新作をぜひ、ご高覧ください!!

アートストリーム2012には、小松原智史さん(本学大学院芸術研究科博士課程[前期]芸術制作絵画専攻)や宮本明香さん(美術学科2010年卒業)も出展されます。
小松原智史さんの作品は、今回のチラシにも掲載されています。20日まで開催されていました富田林じないまちでのアートイベント「ひいな時めぐり – アートでつながる後の雛 –」でも小松原さんの作品と公開制作は大好評でした!今回も公開制作をされるとのことですので、ぜひ、こ