昨日、織姫と彦星は無事に会うことができたのでしょうか??気になります・・・。 さて今日は大阪芸術大学ほたるまちキャンパスにやってきました!
ここでは、7月6日(月)から明日9日(木)まで、大阪芸術大学環境デザイン学科の作品展「円環(えんかん)」が開催されています! この展覧会は、通信教育部の環境デザイン学科卒業生が中心となって企画、そこに芸術学部の学生たちも加わって今回の作品展が開催されたそうです。 「円環」というタイトルには、一つの作品を作ってそれで終わりではなく、そこからまた新たな作品へとつなげていきたい、学部と通信教育部がそれぞれ別々ではなく、つながっていきたい、先輩たちの作品を見て、1年生をはじめとした在学生が次の学年へとつなげていってほしい、円のように環状に、ずっとつながっていく、そんな意味が込められているそうです。 初日には、各作品の制作者が3分間でプレゼンテーションを行う時間もあり、先生方らとのディスカッションはまさに真剣勝負!熱いプレゼンが行われました! オープニングパーティーには演奏学科の学生たちによるサキソフォンアンサンブルも行われました。演奏学科は音で、環境デザイン学科は空間で人を感動させる!媒体は違っても目的は、いかに人の心を揺さぶるか!なのです!
作品には、フィールドワーク実習の成果がまとめられたパネル、公園や建築のデザイン模型などがあります。
エコ、エコロジーが重要なキーワードとなっている近頃、環境デザイン学科では、エコ社会のデザインをプロデュースし、ランドスケープを創り出す、そんな環境デザイナーの育成を目指しています! 授業では、地球環境を守る取り組みを形として表現するエコデザインをテーマに、フィールドワークを中心とした演習や実習が開講されています。 環境デザインって何? 是非、この展覧会にもお越しください!
大阪芸術大学 環境デザイン学科・通信教育部 作品展「円環」 会期:2009年7月6日(月)〜7月9日(木)
大阪芸術大学ほたるまちキャンパス内ギャラリー
10:00–17:00 入場無料
お問合せ:06-6450-1515(大阪芸術大学ほたるまちキャンパス事務室)
ほたるまちキャンパスへのアクセスはこちら>>> |
キーワード: 環境デザイン学科
ギャラリー探訪
皆さん、暑さに負けていませんか?ワタシは芸大に来るまでのキンキンに冷房が効いた電車で体がおかしくなってしまいそうです!(涙)
皆さんもクーラーを入れっぱなしで寝て風邪を引いた・・・なんてことにならないように気を付けてくださいね☆★今日は、明日まで開催されている3つのギャラリー展示会をご紹介します。 まず、初めにお邪魔したのが『童話横丁』。 『童話』をコンセプトにそれぞれが自由に童話の世界を表現♪♪デザイン、キャラクター造形、環境デザイン学科の7名の学生が、物語の不思議な世界へと導いてくれます♪ 作品を出品している学生にお話を伺いました☆★
松尾典子さん(デザイン学科4年)
雪の標本/マツオノリコ
「アンデルセンが描いた『雪の女王』がテーマ。宮殿にはどんな雪が降っているのかな?と考えながらいろいろな形や色を組み合わせて、雪の結晶を作りました」
上原悠さん(環境デザイン学科4年) 「普通の紙芝居だと面白くないので、引出しの形にしました。コマ数も限られて紙芝居みたいに言葉で説明せずに絵で見せないといけないところがとにかく大変でした」
将野勇也さん(キャラクター造形学科4年) 「カワイイものが好きなので、理想に走ってみました。ぬいぐるみも手作りして、好きな物を詰め込んで作りました」
原友里恵さん(環境デザイン学科4年) 「様々な童話の登場キャラクターを描いて、そこにまた新たなストーリーが始まり出すような絵を描きました。前回が好評だったので、今回もまた新たなストーリーが広がっています」
昨年の4月に引き続き、今回で2回目の開催。4年生が中心で、就職活動の合間を見ての作品制作で、「時間がない!時間がない!!」と、とにかく必死だったそうです。 就職活動も大変ですが、卒業制作も待っていますよ!皆さん頑張ってくださいね!!
さて続いては、『0円本屋』。
文芸、デザイン、芸術計画学科の学生7名による、五感で本を楽しむことのできる展覧会です♪♪ 岡田真由子さんと安田恵梨さん(文芸学科2年)にお話を伺いました。 「とにかく身内でやるのを変えたいと思って、いろんな人に協力をお願いしました。」 「0円本屋としては今回で2回目。前回は本を配ることがメインだったので、展示方法について全く分からなくて形にするまでにかなり苦労しました」 文芸学科の学生が本を制作して、そのイメージからデザイン学科の学生が空間デザインをする。
本を読むのが苦手・・・と言う人でも、本から想像したイメージが目の前に広がっていると、すぅっと頭の中に自然とストーリーを思い描くことができます。 ゆっくり読みたいという人にはソファーも設置されています。本に囲まれてゆったりとした午後を過ごすのはいかがですか?
第一食道前にて毎月文芸誌「白地図」を発刊しています!詩や小説、コラムにエッセイなど、掲載されている作品はそれほど長編ではないので、手軽に読むことができます!
今月は創作考房とのコラボ企画を実施しています。第一食道前にまだ若干残っていますので、皆さん是非手にとってご覧になってはいかがでしょうか? また無所属サークルとして活動している白地図では、メンバーも募集しています!!興味のある方は文芸学科の合同研究室まで!! 最後にお邪魔したのは『TIMER-時間人-』。
デザイン学科の学生6名が『タイムスリップ』をテーマに、好きな時代をモチーフに作品を制作。 幕末に恐竜時代と幅広い時代背景を描いた作品が数多く並んでいます。幕末志士に恋い焦がれる女の子や、カップのお風呂でくつろぐ恐竜など、見る人や描かれたキャラクターがあらゆる時代にタイムスリップした感覚を覚えました。 黒川泳子さん、大石綾音さん、熊谷唯さん(デザイン学科2年)にお話を伺いました。
「展覧会をやりたかったけど、どうすれば開催できるのかがわからなくて・・・。半年ぐらい前から活動を始めたけど、とにかく企画書と許可取りが大変で、いろいろ難しいことでいっぱいでした」
「でも、充実して楽しかったです!アンケートも好評で、第二弾を・・・という声もありました。次はもっと作品数を増やして、趣味だけでなく他人に訴えかけられる絵を描けれたらと思っています。」
熊谷さんは学外でも芸術運動をやろうと企画中だそうです。芸大生の中で芸術をより広めたいという人がいたら是非声をかけてみて下さいね!!
学生の間にいろんな事に熱中することも大切!その経験が何物にも代えられない宝ものになるはずです!!ワタシも一度でいいから展覧会したかったなぁ〜
『童話横丁』
総合体育館ガーデンギャラリーにて
24日(水)まで(夕方頃終了予定)
『0円本屋』 『TIMER-時間人-』
総合体育館ギャラリーにて
24日(水)まで(夕方頃終了予定)
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スペインからのメール
国際部にスペインからメールが届いたそうです。今月22日に出発した「2008年度ヨーロッパ環境・建築セミナー」の様子を伝える内容で写真も添付されていたようです。今回のセミナー参加者は環境デザイン学科8名、建築学科6名の14名。引率で環境デザイン学科若生先生と建築学科・加治先生のお二人が同行されています。メールはその加治先生から送られたものだったそうです。 ヨーロッパ環境・建築セミナーは2週間の予定で、研修は主にスペインです。一行はまずバルセロナを拠点として「ガウディ研究所」にて3日間みっちり研修します。アントニオ・ガウディの建築について講義と実地研修が予定されていたようです。写真はガウディが設計した『グエル別邸』にて、ガウディ研究の重鎮ジョアン・バセゴダ・ノエル教授(中央)から講義を受けている様子だそうです。【2月23日】 昨日から研修は場所を移し、この後の行程ではグラナダ→マラガ→セビリア→コルバドと移動していきます。ちょうど本日の予定ではアルハンブラ宮殿を視察することになっているようです。最終目的地のマドリッドでは、プラド美術館の見学と丸々一日のフリータイムが予定されています。また感想を聞かせていただきものです。 以前、就職部に勤務していたときのこと。既にある企業に入社が決まっている方がこの研修に参加し、帰国後、私のところに相談にきてくれました。「もうすぐ内定先の会社の研修が始まるんですけど、ヨーロッパ環境・建築セミナーに参加してもっと建築の勉強がしたくなりました。今から大学院に進学することはできますか?」と。彼にとってこの研修は相当インパクトがあったみたいでした。卒業旅行を兼ねてこの研修に参加する方も少なくありません。卒業を目前にして自分の好きなことにさらに興味を持てることはホントに素敵なことだと思います。そんな相談をしてきた学生さんのとてもピュアな目が思い出されます。 今、彼はどうしているだろう。就職を選び、実務として建築に携わり、自分の稼いだお金でまた海外の偉大な建築物を見に行ってくれていればいいなぁ。そして建築の向学心を今もキープしてくれていればいいなぁ、とそんなことを考えます。 |
卒制ムード
現在学内では、既に提出を終えた学科の卒業制作作品の一般公開が始まっています。 今週12日金曜日に提出の締め切りを迎える学科もあります。工芸学科のテキスタイル・染織コースや陶芸コースの実習室の様子を見てきました。皆さん真剣に制作されていて緊張感が漂っています。 |
SDレビュー2008 大阪展 開催中!
今年も建築学科ではSDレビュー展、「SD Review 2008」が開催中です。鹿島出版会が主催する第27回建築・環境・インテリアのドローイングと模型の入選展です。 その印象に残った作品は「京急高架下文化芸術活動拠点 –黄金スタジオ–」という提案です。高架下の環境整備後の用途を町の人々とのワークショップによって考え進められたらプロジェクトで、アートの活動を取り入れ新たな活気や人の流れを作り出そうという提案。ある意味、芸術計画的なコンセプトです。このプレゼンテーションでもプロジェクターが使用されていてリアルな感じが伝わってきます。 ●SDレビュー2008 <大阪展> |