2017年4月19日

ACジャパン広告学生賞で、大阪芸大初のグランプリ!!

新年度がスタートして2週間以上経ちますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
新入生のみなさんは、まだ授業も始まったばかりで不安なこともたくさんあると思いますが、少しずつ大阪芸大の雰囲気に慣れていってくださいね!
そして、この春大阪芸大から羽ばたいていった卒業生のみなさんは、どうしているでしょうか。
社会に出るとさまざまな困難や試練も待ち受けていることかと思いますが…無理せず、各々のペースで歩んでいってくださいね。

さて、今日のブログは、放送学科の快挙についてご紹介します!!

みなさん、「ACジャパン広告学生賞」ってご存知ですか?
若い世代が広告制作を通して公共広告への理解を深め、「公」への意識を育むことを目的に、2005年に設立されたコンペティションです。
「CM学生賞」の名称で「テレビCM部門」からスタートし、第13回の開催となった昨年度、「新聞広告部門」の新設を機に「広告学生賞」へと名称変更しました。
大阪芸術大学放送学科の学生たちも、毎年参加しており、BS賞(準グランプリ)をはじめ、これまでにもさまざまな賞を受賞してきましたが…

今回、ついに大阪芸術大学初のグランプリを受賞しました!!!

タイトル:「3809円」 テーマ:親への感謝
<制作意図>
大学の授業料は1コマ約3809円。
その授業料は親が子どものために一生懸命働いてくれているからこそ支払うことができる。
しかし、その事実を知らず私たち大学生は簡単に授業をサボってしまう。
それは親への裏切り行為だ。
私たち学生は親に感謝して、授業を真剣に受けるべきである。


学生の授業時間と授業料、親の労働時間とその報酬の金額を比較することによって、授業の価値をわかりやすく表現した作品。
シンプルさが上手くメッセージを伝えています。


この作品を制作したのは、この春放送学科を卒業した井浦琢朗さん率いる制作チーム。
井浦さんは、メインの制作コースの授業に加えて、広告コースの実習も選択。
これまで、高校野球中継で流れる大阪芸術大学のワイプCMを制作したり、プロ野球の公式戦での実況アナウンスをしたりと、さまざまなことにチャレンジしてきました!
そんな井浦さんが、大阪芸大の学生たちがずっと夢見てきたグランプリを、ついに手にしました。

井浦さんにインタビューしました★

学外のコンクールで賞を獲ることは僕の在学中の目標の1つだったので、卒業寸前でその目標を達成することができて本当に嬉しかったです。
このACジャパン広告学生賞でのグランプリは大阪芸術大学史上初であり、昨年の4月に亡くなった元放送学科長の岩崎富士男先生が1番欲しがっていた賞でもあったので、その賞を僕が受賞することができたという達成感は格別でした。
ですが僕はあくまで代表者であり、企画をする側だったので1人では撮影すらもできませんでした。
そんな僕に技術として協力してくれたスタッフの同級生と後輩、そして作品をよりよくするためにアドバイスをくださった教授陣には感謝の気持ちでいっぱいです。
4月からは希望していたテレビ番組の制作会社で働きます。
正直社会人になると学生時代の経験や受賞暦など、ほんのささやかな支えだと思っています。
1からではなく、0からスタートするくらいの気持ちで働きたいと思っています。
たくさん辛いこともあると思いますが、その時は大阪芸術大学で過ごした楽しかった日々を思いだしながら乗り越えていきたいです。

井浦さんはじめ、制作スタッフのみなさん、本当におめでとうございます!!!

作品は、今年7月よりBS9局でオンエアされます。
ぜひチェックしてみてくださいね♪

投稿:島田(企画広報部事務室)